観音山(575m) 懐山(514m)・西阿多古川周辺散策




観音山(575m) 懐山(514m)・西阿多古川周辺散策

阿多古川と西阿多古川との合流点「落合集落」より。

観音山の東尾根を登り、中代峠から懐山〜大下集落へと下る

西阿多古川の周辺を周回して来ました。

観音山(575m) 懐山(514m)・西阿多古川周辺散策

難易度 ★★    オススメ  登山口(ナビ検索) 上落合バス停
スタート地点(08:44)→観音山(09:47)→ゴール地点(11:44) 所要時間 2時間58分 累積標高 803m / 803m 距離 16.6km

上落合バス停

落合集落「上落合バス停」より

県道9号「天竜東栄線」を田代集落まで、

そこから地図に無い林道を歩きます。

林道からは前回歩いた下阿多古の山々

林道の途中、ここから尾根に取付く

適当にP392目指して登って行く

ザレザレで大変です。

突然林道へ

平松集落へと至る林道のようです。

何と林道から観音山への登山道がありました。

観音山(575m)

清水寺観音堂

観音堂

清水寺(せいすいじ)観音堂といわれています。
観音山はこの辺りでは最も標高の高い山(五七八メートル)であり、
南設楽と遠州に通ずる交通の要所として、また霊山として山岳信仰上、
領主近藤家より厚い庇護を受けていました。
この観音堂は執金坊(しっきんぼう)という山伏がお堂を開いたと伝えられていますが、
江戸時代には引佐三十三霊場の一つとして、
この辺りの人々が盛んにお参りをしていました。
昭和三十五年までは、管理人が住んでいる寺でしたが、
その後無人になると荒れてしまい、平成十年に取り壊されました。
現在はその跡地に清水寺と観音堂が分けて建てられています。

悉平太郎を祀る社

しっぺい太郎伝説

磐田見付の天神様に、お祭の夜、若い娘を差し出させ、
連れ去ってしまう怪物がいました。
怪物は信濃の光前寺のしっぺい太郎という犬を恐れていたが、
それを知った旅の僧が、光前寺からしっぺい太郎をつれてきて、
化け物退治をしたという伝説です。

退治を終えて光前寺に帰る途中に、ここ観音山で野宿をしました。
夜中に大蛇が出たので、太郎がかみついたのですが、
僧は自分を襲ったと勘違いをしてしまい太郎を殺してしまいました。
事実を知った僧は大変悲しみ、お堂を建てて死ぬまでここで太郎を供養したそうです。
しっぺい太郎が死んだ場所には、いろいろな説がありますが、
この辺りでは観音山と信じられ、太郎を祭っています。

観音山から再び林道歩き

下山時に歩く予定の集落が見えます。

中代峠(461m)

懐山へ向かう途中の林道より観音山

急に暖かくなったからか、大量のマダニ

懐山(514m)

林道へ、マダニチェックをして早々に切上げることにしました。

大下集落

県道359号「長沢田沢線」

山手集落

観音山

歩いて来た尾根が見渡せます

再び県道9号「天竜東栄線」へ合流

長沢集落

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