報恩寺・静岡県浜松市浜北区宮口




報恩寺・静岡県浜松市浜北区宮口

静岡県浜松市浜北区宮口の「瑞巌山 報恩寺」は臨済宗妙心寺派の寺院です。

天文23年(1554)開創、本堂は安政4年(1857)の建築。

総けやき造りの山門は、醤油屋長屋門を移築したものです。

境内には宮口三十三観音のうち、(二十九番~三十三番)五体の石仏が置かれています。

宮口三十三観音めぐり

観音菩薩は、現世や来世のしあわせを導いてくれると信じられ、平安時代から各地で建立されました。 文政四年、(1821)十月、中瀬村の清水源ハが「袖ヶ浦三十三札所」をつくり、この活動に刺激され、宮口でもさらに簡便な札所を作ろうとする行動が起こったと考えられます。 この宮口三十三観音菩薩像は、嘉永三年(1850)お釈迦様の誕生日にたる四月八日、西国三十三ヶ所の観音巡礼の霊場に倣い地元 篤志家により宮口ハヶ所に安置され信仰されてきました。 どこからお参りしても順序よく宮口を一回りする事ができます。 やさしい観音様があなたを待っています。

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