光岩山 長楽寺(ちょうらくじ) 高野山真言宗 細江町気賀




光岩山 長楽寺(ちょうらくじ) 高野山真言宗 細江町気賀

長楽寺 – Yahoo!ロコ
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-KkMIFmo4W9I/

浜松市浜北区細江町気賀にある長楽寺(ちょうらくじ)へ

友人の勧めで一緒に参拝です。

数十台は停められる広い駐車場を少し歩くと参道階段へ、


境内案内図

庭園:県指定名勝 池泉回遊式庭園
本尊・馬頭観音坐像:市指定文化財 鎌倉時代 像高87cm
梵鐘:県指定文化財 1305年

長楽寺は大同年間(806~810年)に

弘法大師(空海)開創と伝わる古刹で、

往時には今川・徳川氏の帰依も受けた大寺であったといわれています。


客殿

長楽寺(ちょうらくじ) 

住所
静岡県浜松市北区細江町気賀7953-1
山号
光岩山
宗派
高野山真言宗
開基
弘法大師(空海)
開創
806~810年
本尊
馬頭観音


客殿 御本尊

小堀遠州作と伝わる池泉回遊式庭園。

2000平方米の広さを誇る見事な庭園です。

別名、満天星庭(どうたんの庭)とも呼ばれ、

ドウダンツツジの見所でもあります。

住職にお話を伺うと

このお庭は山号でもある「光岩山」と呼ばれる

向かいの山にある巨石を拝するための礼拝所の役割を兼ねています。

庭の作りは光岩を中心に配されていて、

中央には一段高くなった祈る場がありました。

弘法大師がこの岩を見てここに寺院を創建したと伝わりますが、

この辺一帯は遺跡が多く採掘される土地です。

古くからの磐座信仰から派生したものではとのことです。

大好物の磐座(古代)信仰と修験を色濃く残す雰囲気興奮します。


本堂

本堂には本尊に馬頭観音坐像は

鎌倉時代作で市指定文化財に指定されている。


梵鐘

梵鐘は鎌倉後期の1305年作と伝わり

県指定文化財に指定されている。

寺院の脇には小川が流れ、小さな滝がある。

滝口には如意輪観音像。

住職に場所を教えて頂き光石へ

元々、本堂があった境内まで梅のトンネルを潜って行きます。

入り口には石碑が瓦が残るのは本堂のものでしょうか?

ちょうど梅の実の収穫時期で辺りには良い匂いが漂います。

雰囲気のいい参道です。

長楽寺の梅は戦後、寺院を維持するために

500本ほど植えられたと書かれています。

これだけの古刹ですが、建物や周辺の修繕がなされていまま、

現在もその広い庭園等の管理はボランティアの活動に

支えられれいるとのことです。

少しでも多くの方に訪れていただくことが寺の再興に繋がると思います。

お近くの方はぜひ訪ねてみてください。

梅のトンネルを抜けると本堂の跡

光石の真下に本堂がありました。

ここから右側にある細道を登ると林道へ出ます。

さらに左へ登る道沿いに進むと少し広い場所に

そこから右へ進んだ先にあります。

光石の上には役行者の像があります。

この場所は古から信仰される神聖な場所らしく、

変に居心地が良く、隠れたパワースポットと呼ぶに相応しい空気感です。

ここからは猪鼻湖と浜名湖の景色が望めます。

手前に見える白い建物が長楽寺です。


御朱印

  • このエントリーをはてなブックマークに追加