夜都伎神社(やとぎじんじゃ)・奈良県天理市
夜都伎神社(やとぎじんじゃ) 天理市H.P
http://www.city.tenri.nara.jp/kurashi/kyouiku/bunkazai/1395983414905.html
竹之内環濠集落から内山永久寺跡へ至る途上に、
春日大社と縁の深い「夜都伎神社」というお社があります。
読み方は夜都伎(やとぎ)と読みます。
別名「春日神社」とも呼ばれる由緒正しいお社です。
山辺の道より
夜都伎神社
天理市乙木町の北方集落からやや離れた宮山(たいこ山ともいう)
に鎮座し俗に春日神社といい春日の四神を祀る。
乙木には、もと夜都伎神社と春日神社との二社があったが、
夜都伎神社の社地を竹之内の三間塚池と交換して、
春日神社一社にし社名のみを変えたのが現在の夜都伎神社である。
当社は昔から奈良春日神社に縁故深く、
明治維新までは当社から蓮の御供えと称する神饌を献供し、
春日から若宮社殿と鳥居を下げられるのが例となっていると伝える。
現在の本殿は明治39年(1906年)改築したもので、
春日造檜皮葺、高欄、浜床、向拝彩色7種の華麗な同形の四社殿が
末神の琴平神社と並列して美観を呈する。
拝殿は藁葺でこの地方では珍しい神社建築である。
鳥居は嘉永元年(1848年)4月奈良の春日若宮から下げられたものという。
茅葺の屋根が印象的な拝殿
本殿
拝殿横の池から龍王山を望む