熱田神宮(あつたじんぐう)・愛知県名古屋市熱田区神宮




熱田神宮(あつたじんぐう)

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熱田神宮
https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/

熱田神宮

式内社 尾張國愛智郡 熱田神社 名神大 旧官幣大社
御祭神 熱田大神
配祀 天照大神 素盞嗚尊 日本武尊 宮簀媛命 建稻種命

境内摂社式内社

尾張國愛智郡 上知我麻神社 上知我麻神社 乎止與命
尾張國愛智郡 下知我麻神社 下知我麻神社 眞敷刀俾命
尾張國愛智郡 御田神社 御田神社 大年神
尾張國愛智郡 日割御子神社 名神大 日割御子神社 天忍穗耳尊
尾張國愛智郡 孫若御子神社 名神大 孫若御子神社 天火明命
尾張國愛智郡 八劔神社 別宮八劔宮 熱田大神

境外摂社式内社

尾張國愛智郡 高座結御子神社 名神大 高座結御子神社 高倉下命
尾張國愛智郡 火上姉子神社 氷上姉子神社 宮簀媛命
尾張國愛智郡 青衾神社 青衾神社 天道日女命

名古屋市熱田区 通称「熱田の森」にある

熱田神宮(あつたじんぐう)へ参拝しました。

三種の神器の一つである「草薙剣」を祀る神社。

この「草薙剣」は一時、駿河國「草薙神社」にも保管されていたこともあるとか

草薙神社(くさなぎじんじゃ)の記事

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当日は結婚式2組と七五三のため凄い人で賑わってました。

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熱田神宮 境内案内図

官幣大社で、尾張國の三宮の神社だが、

楠の木が多い境内は大変に広く伊勢の神宮に次ぐ格の大社。

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二の鳥居

鳥居の形は格式ある「伊勢鳥居」

鳥居の形・種類 まとめの記事

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手水舎

手水舎(てみずしゃ)

参拝の前に、ここで手を洗い口をすすぎます。
かつて、川で禊(みそ)ぎをした風習を伝えるものといわれ神前に参る前に身心を清める儀式です。
第二鳥居の左手にあります。
熱田神宮H.P より

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大楠(おおくす)

弘法大師のお手植えと伝えられ、境内には楠が多く、特に巨大なものがあったので、
俗に七本楠と言われております。手水舎北側にあり、樹齢は約千年になります。
熱田神宮H.P より

パワースポットなのか!?

皆さん写真を撮ってます。

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信長塀

信長塀(のぶながべい)

永禄3年(1560)織田信長が桶狭間出陣の時、当神宮に必勝祈願をしてみごと大勝したので、
そのお礼として奉納した築地塀(ついじべい)です。

土と石灰を油で練り固め瓦を厚く積み重ねたもので、兵庫西宮(にしのみや)神社の大練塀、
京都三十三間堂の太閤塀とともに日本三大土塀の一つとして有名です。
熱田神宮H.P より

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本宮

本宮(ほんぐう)

熱田の杜(もり)奥深く鎮まります本宮は、明治26年までは尾張造りの社殿でしたが、
三種の神器奉斎の社であることから伊勢の神宮とほぼ同様の社殿配置・規模の神明造りに改造されました。

昭和20年3月・5月と、2回の戦災を受けましたが、昭和30年10月に造替されました。

本宮の拝所は外玉垣御門(とのたまがきごもん)の前で、この御門と四尋殿(よじんでん)を
併せ拝殿と称し、東西翼廊を付設しております。

その拝殿より御垣内を拝すると、一番奥に最も高く千木(ちぎ)・勝男木(かつおぎ)の見える社殿が
「本殿」で、熱田大神はここに鎮まります。
拝殿から順に「外玉垣」「内玉垣」「瑞垣(みずがき)」の垣があり、垣の各南正面には御門があります。
内玉垣と外玉垣との間の広場を「中重(なかのえ)」といい、正面中程に立っている鳥居を
中重の鳥居といいます。
例祭をはじめ祭典の多くはこの中重にて斎行されます。

社殿は、再建以来50余年を経て、大屋根の葺替えをはじめ授与所・神楽殿の修造時期を迎えたことから、
平成19年10月22日「仮殿遷座祭」を齋行。約2年の歳月をかけて事業は竣功し、
平成21年10月10日に「本殿遷座祭」、翌11日に「臨時奉幣祭」を晴れて斎行。
4年後の平成25年、創祀千九百年の慶節を真新しい社殿でお迎えする準備が整いました。
熱田神宮H.P より

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本殿

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授与所(じゅよしょ)

神札・御守を授与する建物、ご祈祷などもこちらで受け付けています。

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祈祷殿 長床(きとうでん・ながとこ)

長床では結婚式が執り行われていました

祈祷殿では車祓いが受けられるそうです。

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こころの小径

本宮、左端には「こころの小径」

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本宮の回りをまわる

この辺にはほとんど人がいない。

静寂な雰囲気、お勧めです!

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一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)

一之御前神社には天照大神の荒魂を祀る

荒魂とは神の荒々しい 荒ぶる魂の側面

神社の奥宮には荒魂をお祀りすることが多い。

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本殿真裏の拝殿

ここまで来る人はなかなかいないのでは?

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ちょっとした散歩にはもってこい!

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清水社

清水社(しみずしゃ)

本殿の東、御田神社の北に鎮座。御祭神は水をつかさどる神様である
罔象女神(みずはのめのかみ)をお祀りしております。

社殿の奥に水が湧いていることから、俗に「お清水(しみず)さま」と呼ばれ、
その水で眼を洗えば眼がよくなり、肌を洗えば肌がきれいになるという信仰があります。
熱田神宮H.P より

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お清水さま

目の神様と呼ばれる「清水社」

作法はよく解りませんでしたが

柄杓で湧き水 池の中心にある岩目がけて掛けた後

目を洗っていたので見よう見まねで

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清水社の前にご神木

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御田神社

御田神社(みたじんじゃ)

五穀豊穰の守護神である「大年神(おおとしのかみ)」をお祀りしております。
大年神の「年」の字には、穀物、特に穂が稔るという意味があり、
農耕中心の日本人においてどれほど大事な神様か、容易に推察が出来る事でしょう。

この社の祈年(きねん)・新嘗(にいなめ)の両祭に奉る神饌(しんせん:神様へのお供えもの)は
まず烏に食べさせる信仰が残っており、祭員がホーホーと烏を呼びながら、
御供(ごく)を土用殿の屋根の上に投げ上げます(烏喰の儀)。
昔は烏が飛んできてそれを食べなければ、祭典が行われなかったといわれております。

6月18日には御田植祭(おたうえさい)が行われます。
熱田神宮H.P より

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龍神社

龍神社(りゅうじんじゃ)

吉備武彦命(きびたけひこのみこと)、大伴武日命(おおともたけひのみこと)をお祀りしております。『日本書紀』には、景行天皇より日本武尊に遣わされた東征に従う神々としてその名が記されております。

神楽殿の東に鎮座します。
熱田神宮H.P より

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神楽殿

神楽殿(かぐらでん)

初宮参り・安産・厄除け・家内安全などのご祈祷を奉仕する社殿です。
又、1月1日午前零時の「初神楽」はここで奉奏されます。
平成21年、創祀千九百年の記念事業で新しく造営されました。

拝殿の東、授与所と相並んで建ち、最大370名の祈願者席があります。
熱田神宮H.P より

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斎館・勅使館(さいかん・ちょくしかん)

斎館とは神職が祭典神事に先立って先籠し、潔斎する建物のことです。
又皇室からの勅使をお迎えするのが勅使館で、勅使専用の斎室を備えております。
熱田神宮H.P より

本宮に戻ってくるとすごい人

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西楽所

西楽所(にしがくしょ)

神楽殿の前にあり、桧皮葺(ひわだぶき)が美しい建物です。
元は海上門(かいじょうもん・昭和20年焼失)内に相対して東楽所もありました。

この西楽所は貞享3年、将軍綱吉の再建で神宮にあっては数少ない明治以前の建造物の一つです。

5月1日の舞楽神事ではここで楽が奏され、5月8日の豊年祭にはおためし(田畠の模型)が奉飾されます。                              熱田神宮H.P より

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徹社

徹社(とおすのやしろ)

天照大神の和魂(にぎみたま)を御祭神にお祀り致します。
神様には荒魂(あらみたま)と和魂の両面があるとされ、和魂は慈しみ加護してくださる神とされます。

第一鳥居をくぐり参道右手、楠之御前社の北側に鎮座致します。
熱田神宮H.P より

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楠御前社

楠御前社(くすのみまえしゃ)

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉册尊(いざなみのみこと)の二柱をお祀りしております。

俗に「子安の神」又は「お楠さま」と呼ばれ、種々の病気を治し、殊に安産の神としての信仰が厚く、
小鳥居(本宮授与所にてお頒ちしております)に干支や氏名を書いて奉献すると
願い事が成就するといわれております。

尚、このお社には社殿がなく、垣をめぐらした中に社名の示すとおり、楠の神木が祀られております。                           熱田神宮H.P より

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日割御子神社

日割御子神社(ひさきみこじんじゃ)

天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)をお祀りする式内名神大社です。
この鎮座地は往古、海に臨む「干崎(ひさき)」と呼ばれたと伝えられております。

境内の最東南端に鎮座し、当社の北に天忍穂耳尊の御子神を祀る孫若御子神社があります。
熱田神宮H.P より

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南新宮社

南新宮社(みなみしんぐうしゃ)

疫病退散を願う「京都祇園まつり」で有名な八坂神社のご祭神と同じ
素盞嗚尊(すさのおのみこと)をお祀りし、6月5日を祭日として南新宮社祭を行っております。

当神宮唯一の丹塗りの社殿です。
熱田神宮H.P より

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清雪門

清雪門(せいせつもん)

末社楠御前社の北東に位置し、もと本宮の北門ともいわれております。
俗に不開門(あかずのもん)とも言われております。

天智天皇7年(668)新羅の僧が神剣を盗み出しこの 門を通ったといわれ、
以来不吉の門として忌まれたとも、神剣還座の際門を閉ざして
再び皇居へ遷ることのないようにしたとも伝えられております。
熱田神宮H.P より

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正門(南門)と参道

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正門から別宮八幡宮方面へ

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鳥居右端に手水舎

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別宮八剣宮

別宮八剣宮(べつぐうはっけんぐう)

元明天皇和銅元年(708)9月9日に勅命により神剣をつくり、境内に社を建てて、祀ったことが創祀です。

建築様式をはじめ、年間の祭典・神事に至るまで全て本宮に準じて執り行われます。
古来、武家の信仰が殊に篤く、天正3年織田信長は長篠に出兵の際社殿の修造を命じ、
又慶長4年家康は拝殿・回廊・築地の修造を、貞享3年将軍綱吉は本殿の造替を行った
等の記録が残っております。

本宮の参拝を終えられたら、少し足を伸ばして是非参拝されることをお勧めします。
熱田神宮H.P より

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上知我麻神社

左に見えるのが「事代主社(ことしろぬししゃ・恵比須様)」

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こちらが大国主社(おおくにぬししゃ・大黒様)

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上知我麻神社 社務所

こちらで、上知我麻神社・別宮八剣宮のお守り

御朱印なども頂ける。

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正門(南門)

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熱田神宮 御朱印帳

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熱田神宮 御朱印

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上知我麻神社 別宮八剣宮 御朱印

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