恵目山 弘徳院(こうとくいん)・静岡県焼津市浜当目




恵目山 弘徳院(こうとくいん)・静岡県焼津市浜当目

弘徳院|静岡県焼津市 – 八百万の神
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静岡県焼津市浜当目、虚空蔵山(126m)の麓にある

曹洞宗の寺院、恵目山 弘徳院(こうとくいん)です。

山頂にある当目山 香集寺(こうしゅうじ)は弘徳院の奥の院と言われます。

虚空蔵山(こくぞうさん)126mの記事

当目山 香集寺(こうしゅうじ)の記事

弘徳院は、毎年2月23日に

「虚空蔵尊ダルマ市」が開催されることで有名な寺です。

弘徳院は御朱印などは行っていないそうです。

弘法大師像

当目山(虚空蔵山)を見上げる弘法大師像
弘法大師が当目山の頂に香集寺を開基し、
聖徳太子作と言われる虚空蔵菩薩を安置した。
その後香集寺は武田・徳川の兵火にかかり本尊以外の諸舎全焼したが、
当時野秋にあった弘徳院の住職が曹洞宗寺院として再興した。

久保山愛吉氏の墓

弘徳院の墓地には1954年3月1日にアメリカが
ビキニ環礁で行なった水爆実験で被ばくした、
鮪漁船「第五福竜丸」の無線長 久保山愛吉氏の墓があります。

市指定文化財 香集寺の絵馬(西尾忠知奉納)

虚空蔵山(当目山)山頂の香集寺は、弘徳院の末寺です。
江戸時代前期の寛文7年(1667年)5月13日、
田中城主6代西尾丹後守忠照(にしおたんごのかみただてる)の弟、
西尾主水忠知(にしおもんどただとも)が香集寺に奉納した焼津市内最古の絵馬。
筆者は塙宗悦法院(はなわそうえつほういん)。
現在は、歴史民俗資料館に寄託されています。(普段は非公開)
幅164cm、高さ93cm

市指定文化財 香集寺の絵馬(本多正珍奉納)

江戸時代中期の元文2年(1737年)12月、
田中城主16代 本多紀伊守正珍(ほんだきいのかみまさよし)が奉納。
額板に金箔を押し、梅軒(ばいけん)が後足を跳ね上げた馬を描いた絵馬です。
現在は、歴史民俗資料館に寄託されています。(普段は非公開)
本多正珍は、その後寺社奉行を経て
延亨3年(1746年)から同8年まで江戸幕府の老中を務めました。
天明6年(1786年)8月に77歳で死去。
幅121cm、高さ76cm

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