天白磐座遺跡(てんぱくいわくらいせき)
浜松・浜名湖観光情報サイト
http://hamamatsu-daisuki.net/search/area/are-north/st086.html
井伊谷城跡から二宮神社と歩き足切観音、
晋光寺・井殿の塚と巡り井伊家居館跡を経て
その後、渭伊神社に参拝した後
背後の薬師山(41.75m)の山頂にある
天白磐座遺跡(てんぱくいわくらいせき)へ
それまでとその後の記事はこちら
天白磐座遺跡(てんぱくいわくらいせき)のパワーに圧倒される。 # 天白磐座遺跡 #おんな城主直虎 #井伊谷城跡 pic.twitter.com/0grMEjEJrH
— Yosi (@LelilasYosi) November 12, 2016
日暮れも迫っていたために廻りは薄暗い
入口は渭伊神社から左脇の稲荷・祖霊社 横を少し登った所、
少し右手に折れると天白磐座遺跡の存在感に息をのむ
天白磐座遺跡
県指定史跡[平成四年三月十七日]『延喜式』にその名を載せる渭伊 神社本殿の背後にある薬師山の頂上 に位置し、
約四〇メートル四方にわたって 群在する巨石群を神の依代[磐座] として
我国屈指の規模をもつ古代祭 祀遺跡です。平成元年[一九九七]夏に実施さ れた発掘調査により四世紀後葉[古 墳時代前期]から
平安時代に至る長 期間、連綿と続いた祭祀場であった ことが明らかとなりました。とくに高さ七メートルにおよぶ最大の磐 座の西壁直下は、古墳時代の祭祀場 として限定され、
多量の手こね土器 や鉄鉾や滑石製勾玉などの祭祀に用 いられた遺物が出土しました。また、十二世紀末には末法思想に よる埋経のための経塚が巨岩群の中 央に営まれ、
渥美製の経筒外容器が 和鏡と共に出土しています。この遺跡は渭伊神社の創祀が古墳 時代前期までさかのぼることを語る とともに、
古代人の精神や宗教観を 解明するうえに重要な文化財です。
-案内板より-
誰もいなく薄暗い中 磐座と対峙すると
古来よりここが神の宿る場所だとされた理由が解る。
先日、登拝した「大神神社」の三輪山 や神倉神社 ゴトビキ岩・阿波々神社など
寺社に巡ることが多くなり磐座にも訪れる機会が増えた。
渭伊神社境内にある「磐座」の解説図
渭伊神社の磐座
本殿真後ろあたりに磐座あり巨石散在次第は五メートル
商は一メートル立つ岩横たわる岩
さまざまな姿に群れて総数約二十枚の岩群を形成している。即ち磐座とは髪の坐す処といわれ丘上の岩群は渭伊神社の神座岩群であり
古代より今日まで初めそのままの姿を残している。
磐座紀行誌より
平成29年 大河ドラマ「おんな城主 直虎」のゆかりの地
としても注目を集めているが当時の人達も訪れたに違いない。