山伏(2014m) 大谷嶺(2000m) 八紘嶺(1918m)・縦走




山伏(2014m) 大谷嶺(2000m) 八紘嶺(1918m)・縦走

大谷崩 Wikipedia

南アルプスの前衛峰、山伏から大谷嶺・八紘嶺を縦走してきました。

山伏では富士山方面はお預けでしたが、南アルプスの絶景を望むことができました。

ブナとダケカンバが美しい縦走路、ダイナミックな大谷崩れに感動しつつ八紘嶺まで、

梅ヶ島温泉からは県道27号線(安倍街道)を登山口まで戻りました。

山伏(山伏岳)(やんぶし)

標高 2014m 登山日 2019年6月1日
白峰南嶺末端を飾る2000m峰 南アルプス 富士山の展望台
所在地 静岡県・山梨県南巨摩郡早川町雨畑

大谷嶺(大谷崩ノ頭・行田山)(おおたにれい)

標高 2000m 登山日 2019年6月1日
宝永地震により崩壊した日本三大崩れを間近に望む
所在地 静岡県静岡市葵区梅ヶ島

八紘嶺(はっこうれい)

標高 1918m 登山日 2019年6月1日
七面山へと続く身延参拝の古道
所在地 静岡県静岡市葵区梅ヶ島

難易度 ★★★★  オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 山伏登山口
スタート(06:54)→山伏登山者用駐車場(07:04)→山伏登山口(07:09)→大岩 ワサビ小屋(07:39)→蓬峠(08:12)→西日影沢分岐(09:07)→山伏(09:15)→大平沢ノ頭(10:03)→新窪乗越(10:15)→大谷嶺(10:44)→アザミ次郎の頭(10:57)→五色の頭(11:11)→八紘嶺(11:53~12:01)→八紘沢の頭(12:27)→富士見台(12:50)→八紘嶺登山道入口(13:09)→八紘嶺安倍峠登山口(13:38)→梅ヶ島温泉(13:46)→黄金の湯(14:24)→新田バス停(14:33)→ゴール地点(15:05) 所要時間 8時間12分 高低差 1321m 累積標高 2052m / 2045m 距離 20.8m
■今回は山伏の西日影沢コースの登山口より、大谷嶺〜八紘嶺を経て八紘嶺安倍峠登山口から梅ヶ島温泉へ下る周回ルートです。山伏〜大谷嶺・八紘嶺〜大谷嶺の周回ルートを合わせたコースになります。
■山伏は安倍川流域の最高峰で唯一の2000m峰です。南アルプス南部や富士山の展望に優れ、静岡では珍しいヤナギランなどの花も魅力な日本三百名山。
■新田バス停から大谷川に沿った車道を2kmほどで大谷嶺登山口との分岐、ここを左へ入り西日影沢沿いに数キロ進んだ先が登山口。沢沿いに20台程度の駐車スペースが点在する。
■大谷崩れの崩壊は宝永地震によるもので、富士山の宝永噴火を起こした日本最大級の地震と言われています。この大谷崩れは、長野県の稗田山崩れ・富山県立山の鳶山崩れとあわせて日本三大崩れとされる。七面山から尾根続きで、古くから身延山久遠寺への参拝路として使われてきた八紘嶺はもともと無銘峰でした。十枚山・七面山と数字続きの山並みにちなみ、太平洋戦争当時の日本の指導原理であった「八紘一宇」名を取って名付けられたといいます。

「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

西日影沢コース 駐車場より

県道27号線、新田バス停から大谷川に沿った車道を2kmほど、

大谷嶺登山口との分岐を左へ入り未舗装の道に変わった辺りに

駐車スペースが点在します。

登山口

川を渡った先に登山口

西日影沢コース 案内板

ワサビ廃田

大岩 ワサビ小屋

十枚山 方面

分岐

牛首峠方向との分岐を過ぎると、なだらかな山頂部

笹原と立枯れ、モミの立ち木

「ヤナギラン群生地」鹿避け柵を横目に

山頂部は開放感があり気持ちいい道が続きます

山伏岳(2014m)山頂

日本三百名山の他、静岡の百山・山梨百名山でもあります。

二等三角点

南アルプスの展望

左から上河内岳・聖岳・赤石岳・荒川東岳・塩見岳

植生が変わりダケカンバの森へ

鹿の踊場

山伏に雲が掛かる

イワカガミ

新窪乗越

大谷崩れ

新窪乗越より日本三大崩れ「大谷崩れ」を望む

大谷嶺(大谷崩ノ頭)

宝永地震での大規模な山体崩壊 と言われています

山伏 大無間山

大谷嶺(2000m)山頂

山梨では行田山、大谷崩ノ頭とも

アザミ次郎ノ頭

八紘嶺

これから目指す八紘嶺

シロヤシオ

安倍川流域の山々

ミツバツツジ

七面山

イワカガミ(薄ピンク)

八紘嶺(1918m)山頂 三等三角点

静岡の百山・山梨百名山の八紘嶺

七面山から尾根続きで、古くから身延山久遠寺への参拝路として使われてきた

八紘嶺はもともと無銘峰でした。

十枚山・七面山と数字続きの山並みにちなみ、

太平洋戦争当時の日本の指導原理であった

「八紘一宇」名を取って名付けられたといいます。

案内板

天気予報的中、午後から雲

林道出合い登山口

梅ヶ島温泉 登山口

梅ヶ島温泉街

梅ヶ島温泉 入口

県道27号線(安倍街道)沿い歩き

大谷嶺・西日影沢の分岐を左、駐車場へ

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