福来寺・静岡県掛川市家代
静岡県掛川市家代にある曹洞宗の寺院「福来寺」です。
御本尊は釈迦如来。
天文三年(1534年)村内に疫病が流行り病気平癒の為、
永江院四世雪窓鳳積大和尚は御夢窓と呼ばれる夢の中に現れた九つのお灸により病をおさめ、
その後、寺を建立し福来寺と号したと伝わります。
寺院名は「災い転じ福が来る」が由来という
この霊験あらたかな九つのお灸は後の世にも伝えられた。
秋葉山常夜燈
福来寺の前には秋葉街道(塩の道)が通っていました。
境内のすぐ近くには秋葉山常夜燈があります。
瓦葺きの常夜燈 (鞘堂)の中には、鉄製の火袋が置かれています。
常夜燈の西脇には青面金剛(庚申講の本尊)の石像があり、
東脇には現代版の道標「塩の道(掛川)の碑」が設置されています。
山号碑が置かれた坂を登った先に境内。
冷陽山福来寺
福来寺 山門
石仏
如意輪観音堂
境内の西側には、西国第一番 紀伊国 那智山の
如意輪観世音菩薩を請けて祀られている「如意輪観音堂」があります。
毎月24日が縁日となっています。
福来寺 本堂
福来寺
羚(冷)陽山福来寺は曹洞宗の寺院で本尊は釈迦如来。
天文3年(1534)村内に疫病が流行り病気平癒のため、永江院四世雪窓鳳積大和尚は御夢窓と呼ばれる夢の中に現われた九つのお灸により病を治め、その後一寺を建立し福来寺と号した。
災い転じて福が来るという言葉が由来であると伝えられる。この霊験あらたかな九つのお灸は後の世にも伝えられた。