相倉集落(あいのくらしゅうらく)世界遺産・白川郷・五箇山の合掌造り集落・富山県南砺市相倉




相倉集落(あいのくらしゅうらく)世界遺産・白川郷・五箇山の合掌造り集落・富山県南砺市相倉

白川郷・五箇山の合掌造り集落 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/白川郷・五箇山の合掌造り集落

五箇山の相倉集落は「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として

1995年12月、ユネスコの世界遺産に文化遺産として登録されました。

「合掌造り」の茅葺きの家屋は、国内の他地域にはない、

五箇山と白川郷のみに現存する大変貴重な民家の形式です。

世界遺産に登録された相倉合掌造り集落には

23棟の合掌造り家屋が現存し生活が営まれています。

富山県では記録的大雨の日、白山への登山を諦め、

前から来たかった世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」巡りに

一番奥地にある相倉集落(あいのくらしゅうらく)から

世界遺産
相倉(あいのくら)合掌造り集落

山々に囲まれ、どこか懐かしくあたたかい。

平成7年12月、ユネスコの第19回世界遺産委員会において、
岐阜県白川村荻町、富山県五箇山相倉、菅沼の各合掌造り集落が
「世界遺産」として登録されました。
相倉合掌造り集落には、23棟の合掌造り家屋が現存し、
田畑、石垣、雪持林とともに懐かしい景観を見せています。
相倉民俗館や合掌の宿やお土産店などがあり、
素朴な人情と伝統文化に触れることができます。
今も、昔ながらの生活が息づく、山間の小さな集落です。

相倉合掌造り集落

「美しく懐かしい日本の原風景へ」
一歩足を踏み入れると、美しくてどこか懐かしい
日本の原風景に引き込まれる五箇山相倉合掌造り集落。
日常を忘れ、四季折々の景色に包まれると、なぜか心が落ち着きます。
日中はもちろん、季節ごとに行われるライトアップは必見!
幻想的な空間に心奪われ、非日常を堪能できます。
集落を見下ろせる展望エリアでは美しい相倉の全容が望めるので、ぜひ訪れたいところ。
「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋は、
国内ではこの近隣でしか見られない大変貴重な民家の形式で、
今もここ相倉合掌集落には、23棟の合掌造り家屋が現存し生活が営まれています。

ガスっていて真っ白な集落

悪天候ですが神秘的にすら感じてしまう。


地主神社

まず、集落の奥に地主神社が見えたので参拝

相倉 地主神社・世界遺産 五箇山相倉集落の記事

一部、資料館やお土産物屋になっているものの

テレビの音や洗濯機・食器を洗う音など

本当に現在でもリアルに生活が営まれています。


天狗の足跡

奥には五箇山和紙漉き体験館

五箇山和紙

その昔、約1200年前の正倉院宝物と平安時代の延喜式に、
朝廷へ和紙を納めたとして越中国が記されていおり、約400年前の江戸時代、
五箇山平地域で作った中折紙が、その当時の越中(富山県)を収めていた、
加賀百万石二代藩主、前田利長公に贈られたという記録が残っています。
以来、五箇山和紙は加賀藩の手厚い保護を受けながら発展し、
良質和紙の産地として今日に至っています。
奈良・正倉院文書に記述が残る「越中国和紙」。
古くから受け継がれてきた伝統の五箇山和紙は「越中和紙」と総称され、
国の伝統工芸品に指定されています。
一層優雅な風格をもつ生漉楮紙や加工品は全国の有名作家や
文人墨客の友として親しまれており、五箇山和紙の里では年に一度、
「全国和紙ちぎり絵展」も開催されています。

越中五箇山 相倉合掌集落

「合掌造り」の名称は、屋根を構成する主要部材名を合掌と呼び、
形式を合掌組みということから一般化したのであろう。
いまそれが越中五箇山と飛騨白川郷に発達した民家の代名詞となってひろく紹介され、
誰の口にも言い慣らされてきている。
この地方では、小屋造り住居を「ナムアミダブツ建て」といっていた。
両手を合わせて合掌礼拝する形からであろうが、熱心な真宗信仰地帯らしい命名である。
屋根部の木材は落葉樹自然木を、丸太のまま、または縦に割り裂いたのを用いる。
一定の様式どおりに組みたて結び合わせた構造は、一見して張子の骨組みのようで弱そう見えるが、
風や雪に耐える力学的構造にかなうといわれており、
これがすべて農民の手によって発達進歩した経過を考慮すると、
全く地域に根ざし地域の特徴を生かした構造物とみることができる。
相倉集落の合掌造りも例外ではなく、屋根部の構成は五箇山一般に共通する。
一階部分の軸部に他地域との違いがあり、同じ集落内でも多少の相違はある。
それは家の大小、用材利用の便宜上の方便からといえる点や、生産生業、
暮し方の時代的特色のあらわれという視点からみると、
そこに人間の知恵を働かせた跡が残っていて、
くらしと住まいの発達の関連が合掌造り調査研究の一つのテーマにもなる。
さらには、石かち・建前・棟上げ・家渡りといった建築儀礼や、
貰い木・寄せ木・屋根葺きなどのムラ風習にまでも関係してくる。
そのように集落共同社会の中での合掌造りは、
生き物のように人間のくらしと深くかかわってくるが、
この調査ではいい尽くせないところが多い。

地主神社・売店から逆へ進むと相倉集落の碑

その前の建物は下の住居部分が無い最も原始的な合掌造りだそう。


民宿 与茂四郎


五ヨ門・民宿矢次


相倉民俗館

(1号館)相倉民俗館

旧尾崎家の住宅そのままに民俗資料などを展示。

相倉民俗館 相倉集落の記事

相倉民俗館

趣のあるこの建物に入ると、先人の暮らしが手に取るように実感できます。
かつての人々は、昔ながらの自給自足農耕と家内手工業を生活の手段として
力を合わせ、助けあいながら生き続けてきました。
この民俗館には、村びとたちが長い年月をかけて使い古した民具類を展示しています。
そして文化遺産のこれら一つ一つは、
当時の村や村びとのくらし方を今に伝えてくれています。
また、食・灯・祝・祭などの視点からは、先人の知恵や苦労が伝わり、
心を寄せ合ってきた人々の歴史を語りかけてくれているようでもあります。


合掌民宿なかや


相倉伝統産業館

(2号館)相倉伝統産業館

旧中谷家には和紙生産資料が展示してあります。

産業館は貸切状態、解説の方に

塩硝やこきりこ・麦屋節、合掌造り建築様式など

数時間しっかりお話を伺えました。

相倉伝統産業館 相倉集落(あいのくらしゅうらく)の記事


真宗 大谷派 倉壁寺 相念寺

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