六所神社 上宮・八ケ峰神社・愛知県豊田市坂上町
六所神社(豊田市) / Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/六所神社_(豊田市)
愛知県は豊田市の「六所山」は、猿投山・本宮山と並び「三河三霊山」
の一つと数えられる霊験あらたかなお山です。
山頂直下には六所神社 上宮と八ケ峰神社が鎮座します。
麓には六所神社下宮があり、さらに坂を下った所に一の鳥居があります。
六所神社 古井戸跡
アスレチック場・雨天ファイヤー場・天体観測場などを備えた
豊田市総合野外センター(少年自然の家・青少年キャンプ場)などがあり、
いのししコース・うさぎコース・きつねコース・かもしかコース・林道コース
などのコースが整備されています。
ちなみに原生林を通る「いのししコース」は古くからの六所神社への参道です。
六所神社
六所神社(豊田市)
上宮・八ケ峰神社・下宮などで構成される神社の総称でもある。
祭神は猿田毘古神(サルタヒコ)・塩椎神(シオツチノオジ)・
岐の神・日本武尊(やまとたけるのみこと)。
流造銅板葺の本殿、旧篭屋を転用した覆殿(以上上宮)、流造板葺の假本殿、
木造銅板葺の覆殿、木造平屋瓦葺の祭文殿・渡殿・拝殿・神楽殿、
舞台(豊田市指定有形民俗文化財)、流造木造平屋瓦葺の社務所、
神庫、流造銅板葺の秋葉神社本殿(以上下宮)、
流造桧皮葺の本殿(以上八ケ峰神社)、一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居など
で構成される。
上宮は六所山の山頂にほど近い山麓に鎮座し、
八ケ峰神社は上宮よりわずかに北にあり、
下宮の所在地は坂上町字地蔵堂、一の鳥居の所在地は坂上町字金姓などとなる。六所山は古来より猿投山・本宮山と共に三河国三霊山のひとつとされ、
山自体が神体とされて大山積神(オオヤマツミ)など6柱の祭神が奉祀されていた。
現在でも字金姓の小台地にたたずむ一の鳥居は、
六所山を遙拝するのに最も適した場所にあり、
古代、この地に最初期の遙拝所が建てられたものとも推察し得る。
後に社殿の築造という仏教文化に由来する概念が国内に浸透し、
六所山山頂にも社殿が築かれることになるのは遅くとも平安時代末期頃と考えられており、
上宮近辺で平安時代から室町時代にかけての土器(かわらけ)片が発見されるのは、
この地でこの時代に祭祀が行われていたことを裏付けるものである。
なお、1604年(慶長9年)の『慶長検地帳』には鳥居下という地名がみられることから
一の鳥居がこの時期にすでに築造されていたと推定されるが、
建立そのものの時期はよく分かっていない。 Wikipediaより
地蔵菩薩の像を6体並べて祀った六地蔵像が各地で見られるが
このことから「六所」の名が付いたそうです。
これは、仏教の六道輪廻の思想に基づき、
六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものです。
拝殿
本殿
八ケ峰神社
八ケ峰神社
奥の院・八ケ峰神社の祭神は
大巳貴命 (おほなむちのみこと)及び日本武尊。
大巳貴命(大国主命)は、出雲大社と同じ祭神
八ケ峰神社から少し登った所が六所山(611m)山頂にあたる
展望は無いが、さらに少し下った所に見晴台がある。