乗鞍岳 剣ヶ峰(3026m)・長野県松本市 岐阜県高山市
乗鞍岳 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/乗鞍岳
長野県松本市と岐阜県高山市に連なる乗鞍岳は
23の峰に7つの湖、8つの平原からなる大規模な火山群の総称で、
主峰は標高3026mの「剣ヶ峰」
北アルプスの南端に位置しており、日本百名山にも選定されている人気の山です。
古くから信仰の対象とされ、頂上には乗鞍神宮の奥宮が設けられています。
車で向かうことができる日本最高地点、標高2700mの畳平へは
シャトルバスで向かうことができるため、
日本の山で19番目に高さを誇る3000m級の山頂に容易に立つことができます。
三本滝駐車場
畳平まではマイカー規制が実施されており
現在、長野県・岐阜県双方より畳平行きの専用シャトルバスが運行されています。
今回は長野県側、自家用車で行くことができる最後の駐車場「三本滝駐車場」から
シャトルバスの待ち時間に「日本の滝百選」にも選ばれている「三本滝」へ立ち寄りました。
三本滝
三本滝へがは駐車場から片道1kmほどの道のり
三本滝(日本の滝百選)の記事
7月1日 開通に合わせてシャトルバスが運行されます。
長野県から山頂(畳平)へ向かう「乗鞍エコーライン」¥1450-(往復¥2500-)
一時間に一本程度、それぞれ観光センター・休暇村・三本滝からの乗ることができます。
途中下車、再搭乗することができるので、行き帰りにいずれかに立ち寄るのもお勧めです。
途中の大雪渓 肩の小屋入り口より
夏スキーを楽しむ人たちで賑わう
乗鞍山頂 畳平にある日本一標高が高い
乗鞍岳バスターミナル(2702m)
富士見岳 より臨む畳平
乗鞍本宮中社
乗鞍岳は白山、富士山、御嶽山、立山などと並ぶ信仰の山で、
乗鞍本宮は養和元年(1181年)に木曽義仲の家臣が登頂し
社殿を建設したと伝えられる古社。
当時は鞍ヶ嶺神社と呼ばれていたそうです。
乗鞍本宮 中社 本社の記事
乗鞍岳は白山、富士山、御嶽山、立山などと並び
古代からの信仰の山とされている。
畳平バスターミナルの横には乗鞍本宮の中社。
畳平から一段下がった一帯は「お花畑」
遊歩道で一周巡ることができます。
ミヤマクロユリ
ミヤマキンバイ・シラネニンジン
コバイケイソウ
ヨツバシオガマ
イワツグメクサ・コマクサ
鶴ヶ池
剣ヶ峰
摩利支天岳
摩利支天岳(2876m)の山頂にある「乗鞍コロナ観測所」
ここは立ち寄る人も少ないが剣ヶ峰・畳平 双方の中間にあるため景観が良い
剣ヶ峰・肩ノ小屋
畳平・不消ヶ池
富士見岳
肩ノ小屋
剣ヶ峰への登山口がある「肩ノ小屋」へ
剣ヶ峰 登山口
わずか256mのの登りで山頂へ
ここから先は傾斜が増し本格的な登山道となります。
権現池
朝日岳と蚕玉岳の鞍部からは
コバルトブルーの美しい火山湖「権現池」
蚕玉岳山頂
稜線をひと登りすると蚕玉岳山頂に到着
あともう一息で剣ヶ峰へ
乗鞍岳頂上小屋
剣ヶ峰手前には、お土産や飲み物等を販売している乗鞍岳頂上小屋
乗鞍本宮本社
岐阜県県側 乗鞍本宮奧宮
乗鞍本宮本社
ご祭神
乗鞍大神(のりくらのおおかみ)
以下4柱
五十猛命(いそたける)
天照大神(あまてらすおおかみ)
大山津見神/大山祇神/大山積神(おおやまつみ)
淤迦美神(おかみのかみ)所在地
〒506-0000
岐阜県高山市乗鞍岳頂上剣ヶ峰(標高3026m)創建
養和元年(1181年)由緒
当社は、岐阜県と長野県の両県にまたがり、
剣ヶ峰の山頂付近に鎮座する。
日本書記にもある位山とはこの乗鞍山のことを意味するとし、
白山、富士山、御嶽山、立山などと並ぶ古代からの信仰の山とされている。
麓には乗鞍本宮中社がある。当社のある剣ヶ峰の背後に控える大日岳は
神々のいます岩座(いわくら)とされる。
乗鞍岳 剣ヶ峰 (3028m)
一等三角点
長野県側 朝日神社
富士見岳 山頂
標高2,817mの富士見岳は乗鞍岳を構成する山々の一つ
不消ヶ池やお花畑を見渡せる他、槍・穂高連峰、
富士山も見られる眺望の素晴らしいスポット。
畳平から鶴ヶ池の横を通り、県境の標識が立つ車道の近くから砂利の山道を20分程度登るか、
または剣ヶ峰へ向かう道の途中にある富士見岳分岐から登れます。
剣ヶ峰 不消ヶ池
畳平 鶴ヶ池
鶴ヶ池は水量が多いと鶴のような形に見えるそうです。
お花畑
富士見岳から県境、エコーラインを超え大黒岳へ
コマクサ
大黒岳(2772m) 山頂
山頂小屋
最後にシャトルバス待ち時間に畳平から最寄りの魔王岳へ
高山植物の女王、コマクサの群生地
魔王岳(2764m)山頂
御朱印