三本滝(日本の滝百選)・長野県松本市安曇
三本滝 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/三本滝
日本の滝百選にも選ばれている「三本滝」
乗鞍高原には「乗鞍三滝」と呼ばれる名瀑があり
「三本滝」は「番所大滝」「善五郎の滝」とともに選ばれています。
他の二つの滝よりも標高が高いところにあり約1800m付近から流れ落ちています。
乗鞍エコーラインの乗り入れ規制機関の最後の三本滝駐車場から
徒歩20分程度でたどり着くことができます。
三本滝駐車場
7月1日 開通に合わせてシャトルバスが運行されます。
長野県から山頂(畳平)へ向かう「乗鞍エコーライン」¥1450-(往復¥2500-)
一時間に一本程度、それぞれ観光センター・休暇村・三本滝からの乗ることができます。
途中下車、再搭乗することができるので、行き帰りにいずれかに立ち寄るのもお勧めです。
レストハウスの横から遊歩道が延びていて、
案内板通り進んでいくと三本滝まで約20分程度の道のり
30分程度のシャトルバス待ち時間に立ち寄りました。
遊歩道は整備されていて白樺や小川を超え1km程度のトレッキングコースです。
乗鞍高原の魅力を詰め込んだようなコースとなっています。
しばらく進むと吊り橋がかかる大きな川にぶつかります。
吊り橋の下は白滝という名の滝で、三本滝の下流の滝ですが、これだけでも十分な迫力
吊り橋の上から見下ろした白滝の滝壺
岩肌は茶褐色ですが水はコバルトブルー大変澄んでいます
吊り橋を渡って少し上流に歩くとすぐに三本滝
その名の通り三本の滝が出迎えてくれます。
三本滝は3つの滝の総称で右側の黒い溶岩の上を滑り落ちるのが黒沢の滝
左の茶色い岩肌を豪快に落ちているのが本沢の滝
小大野川の本流の滝なので、最も水量が多く迫力があります。
さらに左側にももう一つ滝が落ちていて、無名沢の滝と呼ばれています。
長野県名勝「三本滝」
昭和56年11月7日指定。
この三本滝は水源も趣も異なる3つの滝が一ヶ所に合流していることが特徴です。
いずれも乗鞍岳の溶岩にかかる滝で、高さは50~60m、
滝つぼの標高は1,840mです。
向かって右側の滝は、小大野川の支流・クロイ沢にかかり、
黒色の溶岩の上をなめるように流れています。
正面の滝は、小大野川の本流をまっすぐ豪快に流れ落ちます。
左側の滝は、無名の沢にかかっています。
木の間越しに、ひっそりと流下するすがたを見ることができます。
三本滝は、その昔、乗鞍岳にかかわる山岳信仰の修行者の
行場であったと言われています。
滝のまわりにはうっそうとした森林がひろがり、滝を引き立てています。
秋には常緑針葉樹のシラビソやコメツガの緑の中に、
落葉広葉樹のカツラ、ダケカンバ、ナナカマドなどの赤や黄色が映え、
いっそう美しい景色が見られます。
乗鞍高原には数多くの滝がありますが、この三本滝は、番所大滝、善五郎の滝とともに
「乗鞍三滝」とよばれることもあります。
平成2年には「日本の滝百選」の一つにも選定されました。