笹頭山(759.7m) 田峰観音 田峯城跡・愛知県設楽市
北設楽郡設楽町田峯に位置する笹頭山(ささのづやま)へ
新城方面から国道257号 稲目トンネルを抜けた先を左折、
民家脇 車一台がようやく通れる程度の山道を登りつめた先に
隠れ里の様な田峯(だみね)の集落があります。
名水で有名な「田峰観音」は三河三観音の一つ、
また国の重要無形文化財に指定されている「田峰田楽」も有名で訪れる人も多い寺院です。
田峰観音から笹頭山へ登り
中世の山城「田峯城跡」へ立ち寄りました。
笹頭山 (ささのづやま)
標高 759.7m 段戸連邦 | 登山日 2018年8月19日 |
三河三観音の一つ、真夏に雪を降らせ村人を救ったと伝わる霊験あたらかな「田峯観音」から笹頭山へ登り「田峯城跡」からは設楽山系の山々を望む | |
所在地 愛知県設楽町田峯 |
難易度 ★ オススメ ★★★ | 登山口(ナビ検索) 田峰観音 |
田峰観音駐車場(12:06)→笹頭山(13:08)→田峰観音(14:10)→田峯城跡(15:09)→田峰観音駐車場(15:18) 所要時間 3時間13分 高低差 399m 累積標高 490m / 485m 距離 8.52km | |
■「田峰観音」は三河三観音の一つ、名水「田峯観音浄水(田峯観音音祭祓水)で名高い。「田峰田楽」は国重要無形民俗文化財に指定されています。 ■山頂直下の登山口までは林道を歩き、踏み跡のある200mの登山道を登る。 ■「田峯城跡」は県下有数の高山である段戸連邦を間近に控えて、寒狭川の渓谷を見下ろす標高387mの独立丘陵にある山城です。 ■隠れ里のような山間集落の名刹を訪れ、中世の山城で歴史舞台に隠された一面に触れる。観光を兼ねた山旅でした。 |
田峰観音 駐車場
広い田峰観音の駐車場より
田峯観光案内図
田峯遊歩道案内図
乳母神様
乳母神様
織田に寝返った定継が自害し、
その嫡子である定忠は乳母に抱かれて逃げ隠れます。
泣き声で追手に見つかり乳母はその場で手打ちに、定忠のみ助かりました。
乳母神様は、成人した定忠が弔いのために建てた墓石です。
近年、山中から移転されています。
登山口までは現在工事中
田峯観音方面からは平日は通れません
梨野集落より
名水 田峯の源水
笹頭山 登山口
林道の舗装が無くなった地点に笹頭山の登山口があります。
そのまま道が続くので見落としがちですが、
右に赤テープと看板があります。
しっかりとした踏み跡が残る登山道を200m登れば山頂へ
笹頭山(759.7m)山頂
三等三角点
■ 田峰観音
田峰観音(谷高山 高勝禅寺)へ
境内の梵鐘は 文明13年(1481年)に作られたそう!
茅葺屋根の歌舞伎舞台
「田峯田楽」は国無形民俗文化財
田峰観音奉納歌舞伎の由来
村の人々が願掛けして救われてから奉納し続けているそうです。
本堂
楽堂
売店頂いた、手打ち十割の「田峯そば」
田峯小学校
昭和2年に建てられた木造校舎
■ 田峯城跡
復元された建物があり
大人(¥210-)で見学できます。
笹頭山
田峯城跡
田峯城本丸 案内板
大手門と御殿
物見台
物見台より 鞍掛山
宇連山 鳳来寺山方面
ここからは設楽山系主脈が見渡せます。
大手門
御殿 年間2000人しか訪れない
穴場スポットです!