比叡山 延暦寺 東塔 戒壇院(かいだんいん)
天台宗総本山 比叡山延暦寺H.P
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法華総持院東塔・阿弥陀堂へ向かう途中にあるのが戒壇院
文字通り天台宗の僧侶が受戒するお堂で
国の重要文化財に指定されています。
戒壇院(重文)
僧侶が大乗戒(規律)を受ける比叡山中で最も重要なお堂で、
我が国に始めて大乗戒壇院を建立すべく、心血をそそがれた
伝教大師の没後七日目に勅許を受け、天長五年(八二八)
第一世義真座主により創建されたお堂であり、
内陣に得戒和尚釈迦牟尼仏と文殊、弥勒両菩薩が祀られ、
年に一度授戒会が行われます。
延暦寺戒壇院(かいだんいん)
重要文化財建造物戒壇院は、桁行(けたゆき)三間、梁間(はりま)三間、一重、
宝形造、栩葺(とちぶき)の建物で、正面に軒唐破風(のきからはふ)をつけています。
外観からは、裳階(もこし)をつけていることから、二重屋根のように、
また、柱間も方五間の建物のように見えます。
この戒壇院も、近世に復興されたもので、
延宝六年(一六七八)に建てられたと伝えられています。
和様・唐様両様式を合わせもち木部に丹や黒の色彩を主に施し、
内部は石敷で、石の戒壇を築いています。
延暦寺にあっては戒壇院は「戒壇」として意義のあるものです。
明治三四年(一九〇一)八月に国の重要文化財に指定されました。
平成五年(一九九三)一〇月一日 大津市教育委員会
内陣中央に釈迦如来、両脇侍に文殊菩薩と弥勒菩薩がお祀りされています。
天台宗の僧侶が受戒する重要なお堂で、天長5年(828)に創建されましたが、
今に見られる戒壇院は延宝6年(1678)に再建されたものです。
初夏には石楠花の花が美しくお堂を飾ります。
さすがの急な階段、少ない観光客もスルーして行く人が多かったです。
他の建物に比べ比較的年代が古い物なので趣があります。
お堂裏が落書きだらけだったのが残念…