羽衣白糸の滝 お萬の方像・山梨県南巨摩郡早川町




羽衣白糸の滝 お萬の方像・山梨県南巨摩郡早川町

山梨県南巨摩郡早川町赤沢の羽衣にある「羽衣白糸の滝

七面山表参道の登拝口近く春木川に注ぐ滝で、

古くから信仰の対象となっています。

別名「雌滝」とも呼ばれ約200m上流に「雄滝」がある。

傍らには七面山の女人禁制を解いたことで知られる

徳川家康の側室・お萬の方の銅像が立つ。

七面山表参道の登拝口より

春木川に架かる橋を渡った先にある。

この滝で修行した姿のお万の方の像

身延山久遠寺七面山奥の院・七面山参詣道入口付近に架かる羽衣橋の手前に落差33m滝がある。そのそばに修行姿の女性像が立ち、近くには弁天堂が祀られている。この像は、徳川家康の側室だったお万の方で、七面山の女人禁制を解いたことで知られる。お万の方は、当時、七面山が女人禁制だった矛盾をはらすため、1640年、21日間、この滝で身を清め、さらに女性で初めて登詣をした。これによって、お万の方は女人踏み分けの祖と呼ばれている。今でもこの地は、熱心な信者が心身を清めるために修行を行う神聖な場所となっている。

白糸の滝とお萬の方像

七面山はもともと女人禁制でしたが、徳川家康の側室であるお萬の方が、この白糸の滝にうたれて祈念をこらし、衆僧の阻止をふりきって登詣をはたし女人にもその道を開きました。それ以来、女人禁制がとかれたのと、七面大明神の威光や霊験がますます広く響くようになったので登詣者が増加し、この法勲を永くたたえるために銅像がたてられました。 七面山敬慎院H.P

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