大宝寺・静岡県浜松市浜北区尾野
静岡県浜松市浜北区尾野の曹洞宗の寺院「大澤山 大宝寺」
高根神社・金刀比羅神社が鎮座する高根山の麓にある
応永年間(1394年~1427年)の創建と伝える。
もとは袋井市の可睡斎(曹洞宗)の末寺で、
慶長年間(1596年~1615年)に再興された。
1590年(天正18年) 豊臣秀吉が朱印状を与え、
1603年(慶長6年)徳川家康が与えている。
大寶寺(だいほうじ)
永禄三年(1560)桶狭間の戦いで今川義元と従軍した井伊直盛が戦死しました。今川家を継いだ氏真は、領内の動揺を抑えるため、数多くの判物を発給します。この寺も先例に任せて寺領を安堵していますが、その古文書中に、井伊直盛が寄進した土地があることが記されています。
山門前 お堂
山門
本堂
高根観音堂
明治11年(1878)建立の観音堂。
こちらには明治初年、神仏分離により高根山中腹より境内に移動。
祀られていた観世音菩薩像・馬頭観音像が安置されている。
大宝寺も元々、高根山(135.4m)にあったという。
稲荷社