笹子雁ヶ腹摺山(1357.65m)・山梨県大月市笹子町黒野田
この日2座目は山梨県大月市笹子町黒野田、
「笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)」へ
こちらも最短で登ることが出来る「笹子峠」よりピークハント。
笹子峠へ向かう旧甲州街道「山梨県道212号」は色付き始めた紅葉が見頃に。
峠付近はガスっていましたが、山頂に近づくにつれて晴れて行く様が綺麗でした。
笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)
標高 1357.65m | 登山日 2022年10月29日 |
三等三角点(黒川) 山梨百名山 秀麗富嶽十二景 | |
所在地 山梨県大月市笹子町黒野田 |
難易度 ★ オススメ ★★ | 登山口(ナビ検索) 笹子隧道 |
笹子峠(07:38)→笹子雁ヶ腹摺山(08:19)→笹子峠(08:53) 所要時間 1時間23分 累積標高 420m / 6421m 距離 3.6km | |
■山梨県に3座ある「雁ヶ腹摺山」の1つで、笹子雁ヶ腹摺山は大菩薩嶺と御坂山地をつなげている尾根上にある山。 小粒だが、かつては甲州街道の難所だったために急峻な山並みで、現在では山の下には笹子トンネルをはじめ、何本ものトンネルが通じている。 山頂からの展望はよく、甲府盆地が広く感じられる。 Yamakei Online
■笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)は、山梨県大月市と甲州市の境にある山。標高は1357.7メートル。山梨百名山の一つ。 |
笹子隧道
旧甲州街道 笹子隧道
山梨県道212号(日影笹子線) 大月市側より
笹子隧道(ささごずいどう)
山梨県「山梨県道212号日影笹子線」
建設開始 1936年(昭和11年)・開通 1938年(昭和13年)
鉄筋コンクリート造・延長239m・高さ 3.3m・幅 3.0m
山梨県大月市笹子町黒野田~甲州市日影
登録年月日:19971212
登録有形文化財(建造物)
旧甲州街道の笹子峠を越えるために開削された道路用隧道。両脇の2本並びの柱形装飾,上部の持送状装飾など,建築的な装飾を用いた坑門の意匠に特徴がある,県内交通の近代化の様子を示す施設。昭和33年に新隧道が完成するまで幹線として利用された。
登山口
登山口はトンネルの大月側と甲斐大和側の両方向にありますが、
登り始めて5分程、上の笹子峠で合流します。
また県道は12月中旬から4月中旬まで冬期閉鎖となるので要注意です。
山之神
登って直ぐの所に山之神
笹子峠(1103m)
鎖が設置されている急登を取付く
甲斐大和側からは巻道があるようです。
早朝は晴れていましたが、
ここへ来るまでの間ガスってしまいました。
新道(巻道)と尾根道の分岐、登りは尾根道を選択しました。
尾根道は小ピークに急登した後、細かなアップダウンを繰り返します。
尾根を吹き抜ける風が肌寒いほどでした。
合流地点
下山は新道(巻道)を利用、断然新道の方が楽です。
山頂手前で太陽の光、晴れて来そうな予感
一瞬ですっかり晴れました
山頂付近は紅葉も見頃です。
笹子雁ヶ腹摺山(1357.65m)・三等三角点(黒川)
渡り鳥である雁(ガン)がその腹をするようにして尾根を飛んでいくことから
その名がついたと言われています。
大月市には当山のほか、「雁ヶ腹摺山」、
最も長い山名として有名な「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」もあります。
また、古くは東北東側の「米沢山(1357m)」や、「お坊山(1421m)」
なども含めた一帯を笹子嶺と称したそうです。
また、米沢山とはほぼ同標高であり、笹子側からみると尾根筋が横に広がって
台形の山容に見えることから「笹子御殿」とも呼ばれます。
御坂山地越しの富士
ここも大月市の秀麗富嶽十二景の一座
下山、新道と尾根道が合流する付近にある鉄塔より
鉄塔越しですが、富士山を見ることができます。
笹子雁ヶ腹摺山 全景