瑞牆山(2230m) 小川山(2418m)・カンマンボロン経由 パノラマルート




瑞牆山(2230m) 小川山(2418m)・カンマンボロン経由 パノラマルート

山梨百名山の「小川山(2418m)」に登るために、

みずがき自然公園へと至る、みずがき林道沿いの登山口から、

途中、カンマンボロンを経由する「パノラマルート」で瑞牆山(2230m)へ。

瑞牆山からは小川山へのバリエーションルートを使い、山頂を往復した後、

八丁平(2055m)から再び一般道に合流、周回してきました。

富士見平から使ったショートカットルートでは、

ちょうど見頃を迎えた紅葉を満喫してきました。

瑞牆山(みずがきやま)

標高 2230m 登山日 2023年10月28日
日本百名山
所在地 山梨県北杜市須玉町小尾

小川山(おがわやま)

標高 2230m 登山日 2023年10月28日
山梨百名山
所在地 山梨県北杜市須玉町小尾

難易度 ★★    オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 瑞牆山キャンプ場
スタート地点(05:00)→カンマンボロン(05:41)→大ヤスリ岩(06:42)→瑞牆山(06:52~7:07)P2213(07:46)瑞牆山東尾根分岐(07:57)シオサブ(08:33)小川山(08:49)シオサブ(09:01)瑞牆山東尾根分岐(09:27)八丁平登山道分岐(09:39)小川山・瑞牆山分岐(10:04)富士見平小屋(10:12)信州峠(11:02)カヤトの原(11:35)横尾山(11:56)カヤトの原(12:15)信州峠(12:35) 所要時間 5時間39分 累積標高 1342m / 1344m 距離 12.8km
■瑞牆山は奥秩父山脈のひとつで、日本百名山にも数えられています。奥秩父では珍しい黒雲母花崗岩で形成された岩山で、山頂からは富士山や南アルプス、中央アルプス、北アルプスまで360度の絶景を楽しめることからも人気があります。
■「瑞牆」とは神社の周囲の垣根のことだが、山名の由来は山稜を三分割する「みつなぎ」の転訛説や、崖を意味する「がき」に由来する説などがある。江戸時代後期に成立した「甲斐国志」では、玉塁と呼ばれる金峰山に対し、瑞塁を呼び習わしたとする説が紹介されている。
■古くからの信仰の山で、洞窟には修験者の修行跡や刻字が残り、山頂の西峰には弘法岩があり、空海開山伝説も伝わる。

日本百名山』(にほんひゃくめいざん)は、小説家、随筆家の深田久弥の著した山岳随筆。文筆家で登山家でもあった本人が、実際に登頂した日本の各地の山から自身が定めた基準で、100座を選び主題とした随筆集。

山梨百名山(やまなしひゃくめいざん)は、1997年、山梨県によって選定された県内の名山100選である。一般公募と市町村推薦であがった候補の中から、選考委員会によって、県民に親しまれている・全国的な知名度がある・歴史や民俗との関わりあるなどの基準で選ばれたとされる。

みずがき山自然公園手前の駐車場より、

ここには、詰めれば約20台ほど駐車可能なスペースがあります。

山道を約40分ほど歩き、「グリーンロッジ黒森・みずがき山」(※写真参照)

と記載されたステンレス製のプレートがある地点から、50メートルほどトラバースした所が、

カマンボロンのある岩壁へと向かう取付き点となります。

その先、人間1人がやっと通れるほどの狭い隙間をくぐり抜けます。

上を見上げると、「カンマンボロン」と呼ばれる、

高さ7メートルほどの岩壁に天然に出来た幻想的な溝が現れます。

(カンマンボロンとは大日如来・不動明王の意味です。)

カンマンボロン

カンマンボロン

昔、弘法大師が霊場選定のために来て、この山の姿を愛しここを霊場とし、梵字を刻まれました。しかし霊場とするには、八百八谷を要したが増富の地では、谷数が不足するためこの地を去っていきました。今も山中に大日岩があり、その背後に不動明王をお祭りしています。

八ヶ岳連峰

大ヤスリ岩の基部をペンキマークに従って回り込むと、

一般道(瑞牆山荘からのルート)に合流します。

岩の上からは朝焼けの八ヶ岳連峰と南アルプスの展望がありました。

南アルプス

一般道へ入るところにはロープが付けられて、

パノラマルート(カンマンボロンへの登山道)への進入を禁止しています。

最後に短い梯子を登ると、岩稜上の開けた瑞牆山の山頂に出ます。

瑞牆山(2230m)

5年ぶりに訪れた瑞牆山の山頂は、早朝ということもあり貸し切りでした。

この後向かう小川山や金峰山などの奥秩父の山々、

富士山や眼下の大ヤスリ岩の奥に南アルプス、八ヶ岳連峰などが一望できます。

小川山(2418m)

金峰山(2599m)

正面に「大やすり岩」と南アルプス、左に茅ヶ岳〜金ヶ岳の展望。

南アルプス

白峰三山(農鳥岳・間ノ岳・北岳)と小太郎山、

アサヨ峰〜仙丈ヶ岳〜甲斐駒ヶ岳〜鋸岳。

八ヶ岳連峰

八ヶ岳連峰と、上の画像で中央の少し雲が掛かった山は山梨百名山の「横尾山(1818m)」

山頂直下のハシゴの横に小川山南尾根へと続くバリエーションルート入口があります。

ピンテ等の目印が一切ないので、見落としがちです。

ここから尾根上を小川山の一般道(大日岩・八丁平からのルート)へショートカットします。

途中、踏み跡やマーキングのある比較的歩かれているルートですが注意が必要です。

苔とシラビソ、奥秩父らしい森が広がります。

途中、岩場があったりしますが、ほぼフラットな尾根です。

この案内板のある地点で、小川山への一般ルートに合流します。

一般道ですが、小川山へ向かう登山者の姿は無く、奥秩父の最西の静かな山歩きが続きます。

途中の尾根は、瑞牆山に近いためか巨岩群があちこちに林立しています。

2290mピーク

ここに「シオサブノ頭」の山標がありましたが、

地図上ではその先P2347mとなっています。

途中、岩場の展望ポイントより、瑞牆山から歩いて来た尾根が見えます。

さらにその先の岩の上から、

金峰山、左に朝日岳や国師ヶ岳・北奥千丈岳の展望があります。

山頂手前で廻り目平からのルートと合流

フリー・クライミングのメッカとしてクライマーたちの人気を集めている小川山

廻り目平からは整備されおり、最短で登る事が出来るルートです。

小川山(2418.43m) 二等三角点(小川山)

小川山

小川山(おがわやま)は、山梨県北杜市と長野県南佐久郡川上村の境にある標高2,418mの山。奥秩父山地に属する。
近辺は花崗岩の岩盤で構成されていて、1980年代以降、フリークライミングのメッカとなっている。フリークライミングでは大きな岩の塊を攀じ登ることに喜びを見出すが、この地域では手や足が掛かるように岩を彫ってしまうチッピング行為が、自然破壊または後から来る人にとっての喜びの場を台無しにするマナー違反として問題になっている。「日本のヨセミテ」という異称もある。麓は白樺、唐松の森となっている。
登るには、廻り目平キャンプ場、金峰山荘に宿泊してから朝出立するとよい。
山頂は樹林に覆われ展望は全くない。

八丁平(2055m)

山頂からは来た道を戻り、八丁平(2055m)まで下ります。

ここからは波線ルートを使い瑞牆山の一般道へ。

カラマツの紅葉

途中、瑞牆山を横目に沢沿いを歩く、気持ちの良い道が続きます。

訪れた日は紅葉がピークの週末、

一般ルートに合流すると凄い数の登山者とスライドしました。

富士見平小屋のテント場

富士見平からは瑞牆山荘まで下らず、 林道を経由したショートカットルートを使いました。

先程まで賑わっていたのが嘘のよう、誰もいない静かなルートです。

この先、ちょうど見ごろの紅葉が大変美しかったです。

自然公園が近づくと ちょっとした散策路になっています。

大面岩下ボルダー駐車場

みずがき山自然公園手前にある駐車場は「大面岩下ボルダー駐車場」といい、

クライミングの方には人気の駐車場なのだそうです。

早朝は2台だった駐車場も下山時には路肩まで駐車する車であふれていました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加