高野山 壇上伽藍 金堂(こんどう)
高野山真言宗 総本山金剛峯寺 名所一覧
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中門をくぐるとすぐに見えるのが中門です
右には根本大塔も見え高野山らしい風景が広がります。
根本大塔側から奥に見えるのが中門
金堂(こんどう)
高野山御開創当時、お大師さまの手により御社に次いで最初期に建設されたお堂で、
講堂と呼ばれていました。
平安時代半ばから、高野山の総本堂として重要な役割を果たしてきました。
現在の建物は7度目の再建で、昭和7年(1932年)に完成しました。
梁間23.8メートル、桁行30メートル、高さ23.73メートル、入母屋造りですが、
関西近代建築の父といわれる武田五一博士の手によって、
耐震耐火を考慮した鉄骨鉄筋コンクリート構造で設計、建立されました。
内部の壁画は岡倉天心に師事し日本美術院の発展に貢献した
木村武山(ぶざん)画伯の筆によって、
「釈迦成道驚覚開示(しゃかじょうどうきょうがくかいじ)の図」や
「八供養菩薩像(はっくようぼさつぞう)」が整えられました。
本尊の阿閦如来(薬師如来、秘仏)は、洋彫刻の写実主義に関心をよせ、
江戸時代までの木彫技術に写実主義を取り入れて、
木彫を近代化することに貢献された、高村光雲仏師によって造立されました。
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
御影堂(みえどう)側より
金堂のご本尊は薬師如来。
薬師如来ですが不動明王のようないでたち。
ご本尊前には薬師如来と阿閦(あしゅく)如来と書かれていました。
高野山 金堂 本尊は薬師如来像 入館料は¥200- 内部はもちろんですが金堂周りをぐるっと廻ると周囲の建物を違った角度で見れるのでオススメです。 #高野山 #金堂 pic.twitter.com/kY9mecRuSm
— Yosi (@LelilasYosi) November 18, 2016
参拝後は金堂の外周りをぐるっと廻ってみました。
金堂は壇上伽藍の中心に位置しているので、
他の建物を別の角度で見ることができてお勧めです。
金堂(こんどう)
住所 和歌山県伊都郡高野町高野山152
アクセス 南海りんかいバス「金堂前」・京奈和道「紀北かつらぎIC』
営業時間 8:00 ~ 17:00
定休日 無休
入館料 ¥200-