本宮山(205m) 遠江国一宮 事任八幡宮・静岡県掛川市




本宮山(205m) 遠江国一宮 事任八幡宮・静岡県掛川市

事任八幡宮H.P

静岡県掛川市八坂にある遠江国一宮「事任八幡宮」

国道を挟んだ先には奥宮「ことだまの社」が鎮座する本宮山(205m)

山頂には磐座があります。

本宮山 (ほんぐうさん)

標高 205m 登山日 2019年2月24日
遠江国一宮「事八幡宮」の奥宮が鎮座
所在地 静岡県掛川市八坂

難易度      オススメ ★★ 登山口(ナビ検索) 事任八幡宮臨時駐車場
スタート(11:21)→本宮山(11:41)→ゴール(12:08) 所要時間 47分 高低差 152m 累積標高 179m / 191m 距離 1.9m
■遠江国一宮「事任八幡宮」奥宮(ことだまの社)が中腹に鎮座。山頂には磐座と三等三角点があります。
■言霊の神様の后神・己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)を古来よりお祀りしています。日本で唯一、主祭神が言の葉で事をとりもつ働きをする神様の神社です。
■創建年代は不明ですが190年頃には鎮座し、平安時代初期に現在地へ遷宮したようです。「事(言)のままに願いが叶う」と言われ、平安時代に書かれた『枕草子』にも「ことのまま明神」として登場。『方丈記』の著者・鴨長明も和歌にその名を詠んでいます。
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事任八幡宮

事任八幡宮

創立年代未詳 大同2年(807)坂上田村麻呂東征の際 桓武帝の勅を奉じ
旧社地本宮山より現社地へ遷座すという。
延喜式(927)神名帳に佐野郡己等乃麻知神社とあるはこの社なり
古代より街道筋に鎮座 遠江に坐す願いごとのままに叶うありがたき言霊の社として
朝庭を初め全国より崇敬されしことは平安朝の「枕草子」に記載あるを見ても明らかなり。
世が貴族社会より武家社会に移るや八幡信仰が一世を風靡し
康平5年(1062)源頼義が石清水八幡宮を当社に勧請し以来八幡宮を併称す。
江戸期に入りては徳川幕府も当社を信仰し社殿を改築 朱印高百石余を献上す
明治以降 県社八幡神社と称せしが 第二次大戦以後の社格廃止に伴い
由緒ある名「事任」を復活し現在は 事任八幡宮と称す。

静岡県掛川市八坂にある遠江国一宮「事任八幡宮」へ。

本殿

本殿左隣には五社神社、稲荷神社、金比羅神社などの

摂社が立ち並びます。

石を包み込む形で根ざした木の麓に、

むすびの神が祀られています。

本殿裏の山地は「禁足地」となっています。

縄鳥居が配された「本宮礼拝所

神社旧国道側鳥居を出て歩道橋を渡ります。

少し進んだ所に本宮入り口。

奥宮「ことだまの社」

大体の神社には奥宮があり、

その神社の祭神の荒魂を祀る場合がほとんどです。

実はこちらが「ことだまの社」と呼ばれています。

本宮山(205m) 山頂

三等三角点

本宮山より望む粟ヶ岳

境内横には宮司さんのお宅

横からは「ことどびの里」と名付けられた遊歩道

梅薩苑

歴代の宮司さんの墓所「梅薩苑」

逆川の川沿いまで降りることができます

龍神社

龍神社 〜まもり神の社〜

ここは、事任八幡宮の境内を流れる水流をお守りくださる”龍神様”をお祀りするお社。ことのままの神様は、天と地と人とを結ぶ大切なお役目をなさる神様。そのお働きがなされる時には、天と地とを行き来する”龍神様”がお力をあらわす、と言われております。ことのままの社と共に天地人の和合を誘う神様に感謝の誠を捧げましょう。

逆川

逆川とくじら山の伝説

昔々、事任八幡宮の神様はたいそう碁がお好き、と辺りに評判じゃった。
ある日、大神様が海の神様をお呼びしてご一緒に碁を打たれておった時のこと。
事任八幡宮の姫神様が 碁のご様子をご覧になる為に
少し戸をあけてお顔をお見せになられたそうな。
海の神様は、姫神様の麗しいお姿を拝見し、大層お気に召され
ぜひこの姫神様と結婚したい、という思いを強く抱かれたご様子。
早速家に帰ってから求婚の為に雄鯨と雌鯨を使いにお出しなった。
二頭の大鯨が海から川をさかのぼって上がってきた時、川の水が逆に流れたので、
その川は「逆川」と言われるようになり、塩が運ばれてきた地域は今「塩井川原」と呼ばれておる。
神様が結婚の申し出をお断りになったので、鯨達は使者の役目を果たさずには
海に帰ることができないと思い、姫神様をさらおうと決意した。
鯨が姫神様を飲み込もうとした時、神様は鯨達に碁石をえい、と投げつけると
鯨達はそのまま山になってしまったそうな。
その後、くじら山からは碁石そっくりな石がいくつもいくつも出てきたもんじゃ。

禊場

事任八幡宮の本殿横、宮司宅裏に祠

ここから先も禁足地です。

本殿

御朱印

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