新宮池(しんぐういけ)・静岡県浜松市天竜区春野町和泉平




新宮池(しんぐういけ)・静岡県浜松市天竜区春野町和泉平

新宮池(しんぐういけ)は静岡県天竜区春野町

和泉平(668m)の山頂にあります。

周囲500m 4ヘクタールの池で幾千年前から満々と水を湛えている神秘的な池で

大蛇伝説や湖底で諏訪湖と繋がっているなどの言い伝えが残っています。

新宮池

周囲500m。冬でも涸れることない湧水を源泉とする神秘的な新宮池には、諏訪湖との地底水路の言い伝えや竜蛇伝説があり、毎年夏に数多くの提灯を掲げた船屋台を湖面に浮かべる鮮やかな大祭が行われています。

東海自然歩道が

春埜山大光寺からここ新宮池を経て犬居城跡へと続く

新宮池の伝説

新宮池の伝説

標高六六八米の山頂、新宮神社のほとり周囲五百米のこの池が新宮池で、幾千年前から満々と水を湛えている不思議なこの池には、古くからのこんな伝説があります。「昔。この地に大変乱暴な大蛇がすんでいて、度々畑や山を荒らし、美しい花に化けたたり若い公家に変身して村の長者に娘に危害を加えようともしましたので、村人たちは水際に大木を伐り倒してして投げ入れ古い鉄の鍋や釡を池の底に沈めてこらしめました。さすがの大蛇も、とうとう家山(榛原郡川根町)の池に逃げて行きました。」と語りつがれています。又、この新宮池は信州・諏訪湖の水が通ってるといわれます。が・・・ 池の水底より噴泉してやまない和泉を思うとき、その名を負う「和泉平の里」の遥かなる歴史の重さが感じられます。

古い杉・桧の木が立ち並んでいる

毎年7月下旬には池に屋台舟を浮かべ、

夜には花火が打ち上げられるなど盛大な祭(新宮池夏祭り)が開催されます

新宮神社

池のほとり 高塚山(660m)を背にする形で鎮座する新宮神社

新宮神社は静岡県天竜区春野町和泉平(668m)にある新宮池のほとりに鎮座する。

新宮池

  • このエントリーをはてなブックマークに追加