明見神社(日向山神社)・静岡県富士市岩淵
静岡県富士市、岩淵集落にある明見神社(日向山神社)です。
境内に祀る白馬にちなみ「白馬さんの明見神社」と呼ばれ親しまれています。
日向山神社所 在 静岡県富士市岩渕1575-2主 神 天御中主命創 建 不詳例 祭 4月第1日曜日敷 地 363坪社 格 旧村社境 内 山王宮・明見宮・山神宮石 造 馬頭観音2基 題目塔神 徳 北極星・北斗七星信仰、馬守護
「駿河記」によると江戸時代には妙見社と呼ばれていたようで、
古くは妙見(明見)信仰の社「北極星を神格化した妙見菩薩に対する信仰」であったそうです。
そのことからか白馬舎の横には馬頭観音が並び、
御祭神は天女姿の妙見菩薩像であるといいます。
日向山神社
鎮座地 富士川町岩渕一五七五番地の二
御祭神 天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)
例祭美 四月第二日曜日
由緒
通称「白馬さんの明見神社」として親しまれている。慶長年間以前は日向山山頂にあったのを寛文二年(一六六二)明見山に遷した。社殿は荘厳であったが文化三円ん(一八〇六)野火により焼失した。其の後、再建されたが参拝人の便を計り明治十六年(一八八三)現在地に遷座された。昭和五十七年遷座百年を記念し大島居、平成五年整備記念事業として拝殿、白馬舎が氏子浄財で建立された。
白馬舍
伝承によると慶長以前に秀坂長者が、
一族の守護神として山頂に祀ったのが始まりといわれ、
慶長年間は日向山(現在の雨乞山) 頂上に社殿がありましたが
寛文2年に隣の明見山(現在の愛宕山)へ遷座されたそうです。
その後、文化3年(1806)野火により焼失、
明治16年(1883)に再建される際、参拝者の便を計り
現在の場所に遷座再建されたそうです。
しろうまの社の遊歩道