八雲神社(八王子山)和合権現・山梨県甲府市猪狩町
山梨県甲府市奥秩父山地の南西部に位置する
羅漢寺山(弥三郎岳)に山頂近くに鎮座する「八雲神社(八王子山)」です。
昇仙峡ロープウェイ、山頂「パノラマ台駅」を降りて右へ直ぐの所にあります。
永禄七年(1564年)3月建立。甲斐国巨摩群 旧 猪狩村(いかりむら)の氏神で、
古来より石祠内には石棒を安置して祀り、夫婦和と武運の神として地元の猪狩村及び
近郷近在の民衆からの進行は厚く、縁結びの神としても知られていたといいます。
また、この地は金櫻神社の要所であったこともあり、
参詣者の休息と安全を祈願した処でもあります。
石鳥居
「八雲神社」は昇仙峡ロープウェイ山頂の「パノラマ台駅」のすく近くに鎮座しています。
麓の旧 猪狩村の方は麦坂道と呼ばれる登山道を登りお参りしたそうです。
そちらの表参道側には石鳥居があります。
石祠
昇仙峡ロープウェイ山頂の「パノラマ台駅」側には朱色の鳥居。
八雲神社 拝殿
八雲神社は元々は旧猪狩村(いかりむら)に生まれ住む人々を守る氏神様として、
古来より信仰されていました。
昇仙峡地域にある金櫻神社の末社としても信仰されており、
金櫻神社に参拝する人々の安全を祈願していた神社ともされています。
旧猪狩村では特に縁結びの神様と慕われていたらしく、
現在も縁結びに強いご利益があるとされています。
本殿の石祠
御本殿は磐座の上に設けられた石祠
八雲神社
御祭神 夫婦神(素戔嗚尊・櫛稲田姫命)
由緒
永禄七年三月(今より約四百年前)建立、当地甲斐の国巨摩郡猪狩村(こまぐん いかりむら)の氏神で、古来より石祠内に石棒を安置して祀り、夫婦和合と武運の神として地元猪狩村はもとより近郷・近在の民衆からの信仰は厚く、縁結びの神様としても知られ、この地が金櫻神社の古い参道の要所であったこともあり、参拝者の休息と道中の安全を祈願した処であります。
境内 一三八十坪・拝殿は昭和四十三年十月建立
長田円右衛門 子孫七代目茶屋「日月荘」
八雲神社のすぐ隣には、
昇仙峡では有名な方の子孫が経営しているお茶屋さんがあります。
長田円右衛門(おさだ えんえもん)
江戸時代後期、甲斐と甲府を結ぶ渓谷に人馬が安全に通れる道を作ろうと尽力、着工から10年を経て完成させた結果、昇仙峡が世に知られることとなります。
昇仙峡ロープウェイ「パノラマ台駅」
昇仙峡ロープウェイ
運行時間
4月1日~11月30日
上り始発:9時、上り最終:17時10分
下り最終:17時30分
12月1日~3月31日
上り始発:9時、上り最終:16時10分
下り最終:16時30分料金
大人:往復1300円、片道700円
小人:往復650円、片道350円
福仙人神社
福仙人神社
福仙人神社とは昔々、長い間弥三郎岳で修行していた僧侶が、一羽の傷ついたフクロウを助けたそうです。
フクロウを助けた僧侶はフクロウの姿をした仙人(福仙人)になり、その後は山頂を守る守護神となりました。
福仙人神社では山の守護神となった福仙人を祭り、幸運を運ぶパワースポットとして人々にご利益を授けています。
ちなみに福仙人の影響から、昇仙峡ロープウェイのキャラクター『ふくちゃん』も誕生。現在では『福』のシンボルとして、昇仙峡ロープウェイの至る所でフクロウにまつわるものを目にすることができます。
和合権現(わごうごんげん)
和合権現とは男女の象徴を持ち合わせた
樹齢約350年の楢(なら)の木を御神木として祭っている社です。
元々は昇仙峡近辺にある『金峰山』にあり、金峰山の周辺に住む住民から
厚い信仰を集めていましたが、昇仙峡ロープウェイ開業時に地元の方々の好意により、
昇仙峡ロープウェイの山頂に移されたとのこと。
御神木
住所 | 〒400-1217 山梨県甲府市猪狩町441 |
アクセス | 車 甲府I.Cより約40分 湯村温泉郷より約20分 石和温泉郷より約40分バス 甲府駅〜昇仙峡行き 約50分 |
電話番号 | 055-287-2111 |
駐車場(無料) | バス10台 普通車100台 |
英語・中国語表記 | なし |