月輪寺(つきのわでら) 愛宕山
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愛宕山 山頂 愛宕神社から30分ほど降ると
月輪寺(つきのわでら)へ
湧き水が流れ、足場が悪い
画像中央左が明智光秀、お手植えの石楠花。
月輪寺
鎌倉山と号する天台宗の寺で、法然上人二十五霊場の第十八番目の札所である。
寺伝によれば、天応元年(781)慶俊僧都の開基と伝え、
寺名は地中より掘り出された宝鏡の背面に刻む「人天満月輪」の銘によっている。
その後、空也上人も当寺に参籠したといわれ、境内清泉龍女水は、
上人と清滝龍神の話しを今に伝えている。
平安時代の末期には、九条兼実が当地に閑居し、兼実を訪ねた法然上人、
親鸞上人がそれぞれ刻んだといわれている三祖像を残す。
また、本堂前の時雨桜は、別離を惜しんだ親鸞が手植えしたものといわれている。
宝物殿には、千手観音立像、阿弥陀如来坐像、伝善哉童子立像、竜王立像、十一面観音立像、
聖観音立像などの平安時代の木造群や、空也上人立像、
伝藤原兼実立像(いずれも鎌倉時代作)の重要文化財を安置している。