吉祥山(382m) 愛知県豊橋市




吉祥山(382m) 愛知県豊橋市

豊橋市H.P 吉祥山に登ろう!

http://www.city.toyohashi.lg.jp/7514.htm

雨生山・金山への登山が予定より早く終わってしまったので

山頂付近からも見え、前から気になっていた 吉祥山(きっしょうさん)へ

ここは信仰の山でもあります。

雨生山・金山からは車で数分

吉祥山市民ふれあいの森の休憩所 からスタートです。

気軽に登ることが出来る人気の山だけあって駐車場は満車。

ルートは山の尾根沿いを登る一番長いルートAコース

南側へ割田川源流沿いに登るBコース

県企業庁工業団地から下池・中池・奥の池と

吉祥川沿いに登るCコースの3ルート。

休憩所からすぐのAコースから、

道は公園並みに綺麗に整備されている。

年配のハイカーさん達数人とすれ違う。

途中には中部電力の鉄塔が何本も建っている。

2000m 地点と頂上として 100m毎にカウントしてくれるので

ペース配分も安心。

途中Bコースとの分岐点

コースには案内板も整備され迷う心配もない。

今水寺跡(新城市指定史跡)

吉祥山の山麓に今水寺(こんすいじ)の跡が残されてい ます。
今水寺は弘法大師によって開山されたと伝えられて いますが詳細は不明です。
この寺は、鳳来寺と並ぶ大寺院として栄え、真言宗の寺 院で本堂に十一面観音を祀り、
その傍らに熊野権現を鎮守 とし、奥の院として
吉祥山山頂に吉祥天が祀られていたとされています。
鎌倉時代には源頼朝から寺領を寄進され、
戦国時代には 今川義元の保護を得て全盛期を迎えましたが、
野田城の戦 いの頃に武田軍によって焼かれたとも言われています。
現在は、僧坊等があったと思われる平場が点在していま す。

吉祥桜

樹高 m、幹周り2・ m、樹齢300年以上。
吉祥山にはかつて自生の桜が多数ありましたが、戦後ほと んど伐採されました
このエドヒガンは、吉祥山のシンボルとし て地元の一鍬田区民が守り続けてきました。
開花時期は3月下旬から4月上旬です。

一鍬田天王祭

吉祥山の麓、豊川に架かる海 倉橋の上流で毎年8月に一鍬田 天王祭が催されます。
この祭りは、竜宮が住むと伝 えられる「かいくら淵」の水面 に提灯で
「天」の字を掲げた舟 を浮かべ、
その舟からいくつも の提灯を流して悪霊払いをする もので、
美しく華麗なまつりで す

頂上ではご年配ハイカーが登山談議中

豊橋側・新城側が一望 遠く南アルプスも望めます。

帰りはCコースから

吉祥山山頂付近には吉祥天女が祀られています。

鳳来寺と並ぶ大寺院として栄えた今は無き大寺院今水寺の

奥の院として祀られていました。

見る限り磐座の様相を呈し古代信仰の名残を感じさせます。

地域の人には今でも信仰が根付いている。

こんな所に出会えると震えます!!

Cコースは新城側をぐるっと降りて行く感じ

人気のAコースと違い全く人にすれ違いません。

途中、吉祥川源流から下池・中池・奥の池とのんびり歩くことが出来お勧め。

山頂で10分強休憩も約1時間で登ることが出来る

とても気軽なお山です。

登山道も公園並みに整備されているし

案内も親切、お年寄りや初心者にはお勧めです。

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