御正体山(1681.35m)・道坂峠より




御正体山(1681.35m)・道坂峠より

日本二百名山と、山梨百名山に名を連ねている「御正体山(みしょうたいやま)」へ

道坂トンネル駐車場よりピストンです。

御正体山は富士山の北東に位置する道志山塊の最高峰。

古くは山岳信仰の山で、養蚕の神の山として崇められました。

2004(平成16)年には天皇陛下(皇太子殿下)も御登頂されたことで知られています。

御正体山(みしょうたいやま)

標高 1681.35m 登山日 2024年4月20日
道志山塊の最高峰 一等三角点(御正体山) 日本二百名山 山梨百名山
所在地  山梨県都留市大野

難易度 ★     オススメ ★★ 登山口(ナビ検索) 道坂トンネル駐車場
道坂隧道バス停(04:50)→道坂峠(05:01)→ガンギ沢ノ頭(05:17)→岩下ノ丸(05:39)→ぶどう沢峠(05:45)→牧ノ沢山(05:57)→マエダレノ頭(06:01)→白石平分岐(06:18)→御正体山(06:48)→白石平分岐(07:06)→マエダレノ頭(07:21)→牧ノ沢山(07:25)→ぶどう沢峠(07:34)→岩下ノ丸(07:42)→ガンギ沢ノ頭(08:01)→道坂峠(08:21)→道坂隧道バス停(07:25) 所要時間 3時間31分 累積標高 1081m / 1080m 距離 11.3km
■御正体山(みしょうたいやま、みしょうたいさん)は、山梨県都留市と南都留郡道志村の境にある山。標高は1,681mで道志山塊の最高峰である。日本二百名山、山梨百名山の一つに数えられている。古くは養蚕の神の山として敬われた。江戸時代後期の文化10年(1813年)に美濃の僧妙心が入山し、人々の信仰を集めた。文化14年(1817年)、妙心は山中で入定する。妙心のおひしゃり(ミイラ)は山内の上人堂に祀られていたが、明治の廃仏毀釈によって山からおろされてしまった。京都の博覧会などに展示されるなどした後、故郷である岐阜県揖斐川町の横蔵寺に祀られている。山頂には御正体権現が祀られ、都留市小野に里宮である若宮神社がある。「正体」という言葉は本来、「日本のカミガミは仮の姿であり、その正体はインドの仏である」と主張する本地垂迹説に由来する仏教用語であり、他方「権現」は、同じく仏教用語で、インドの仏が仮の姿で、つまり日本のカミとして現れたものを意味する。従って、「正体」と「権現」は相互に相容れない概念であると考えられ、山頂に祀られた「御正体権現」に仏教もしくは神道教理上いかなる位置づけが与えられているのかは明らかでない。山頂付近は原生林が広がり展望は良くない。コース中からは富士山が間近に望めるポイントがあり見どころ。都留市二十一秀峰に選定されている。

山梨百名山(やまなしひゃくめいざん)は、1997年、山梨県によって選定された県内の名山100選である。一般公募と市町村推薦であがった候補の中から、選考委員会によって、県民に親しまれている・全国的な知名度がある・歴史や民俗との関わりあるなどの基準で選ばれたとされる。

道坂トンネル駐車場より

8台程度の駐車スペースとバイオトイレ完備

御正体山の他、今倉山方面への登山者の多くが利用するため、休日となると込み合います。

道坂トンネル駐車場

駐車台数  8台(路肩)

駐車料金  無料

トイレ   有り(バイオトイレ 男女兼用2)

山梨県道24号都留道志線の道坂トンネルの出入り口脇にある路肩スペース(標高1000m)。アクセスは中央道河口湖線の都留インターチェンジを下りて国道139号線方面へ左折、すぐの寿町交差点で富士吉田方面へ右折し都留市役所のある富士急線・谷村町駅付近から道標に従い県道24号線の道志方面へ左折して道なりに10kmほど進む。トンネル手前左手のバス停付近に5台ほどの駐車余地と今倉山方面の登山口がある他、右手の細野鹿留林道分岐付近にはバイオトイレが設置され数台の駐車余地がある。
(道志村側にも5台ほどの駐車余地があったが現在使用不可、御正体山方面の登山口がある旧道も立入禁止となっている)

道坂峠

前回はここから今倉山 菜畑山に登りましたが、今回は御正体山を目指します。

日の出

四等三角点(道坂)1217.21m

道坂峠から少し登ると四等三角点(道坂)へ。

この先にはガンギ沢ノ頭(1228m)と呼ばれるピークがあります。

朝焼けの登山道

岩下ノ丸(1303.63m)

三等三角点(四ツ沢)

目指す御正体山、緩やかなアップダウンが続きます。

山梨 神奈川県境の菰釣山(1369m)

丹沢方面の展望

牧ノ沢山(1280m)

少し先にはマエダレノ頭(1290m) 、幾つかの小ピークを越えてゆきます。

白井平分岐

白井平分岐からは300mの急登

ここから、七〜九合目の石柱が等間隔にあります。

八合目石柱

御正体山(1681.35m)

山梨県都留市と南都留郡道志村の境にある「御正体山」

標高は1681mで道志山塊の最高峰です。

日本二百名山・山梨百名山の一つの他、都留市二十一秀峰にも選定されています。

山頂にある祠には「御正体権現」が祀られており、

都留市小野には里宮である「若宮神社」が鎮座します。

山頂一帯は原生林が広がり展望はありません。

一等三角点(御正体山)

やまなしの森林100選 「御正体山の広葉樹林」

2004 (平成16)年には皇太子殿下も御登頂されたことで知られています。

山頂一帯

元来た道をピストンで戻りました。

途中このルート上で唯一、御正体山越しに富士山が見えるポイントがあります。

マメザクラ

道坂峠に戻り終了です。

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