愛鷹山(あしたかやま)・愛鷹連峰(位牌岳 〜 愛鷹山)




愛鷹山(あしたかやま)・愛鷹連峰(位牌岳 〜 愛鷹山)

愛鷹山 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/愛鷹山

今年3月に三嶋大社を訪れた際に

冨士市街から沼津へと向かう国道一号線からみた

愛鷹山の稜線が美しく、あそこを歩きたいなと

すこし早起きして愛鷹山を目指しました。

愛鷹水神社(あしたかすいじんじゃ)よりスタート

沼津ICから車で数十分山の中に入っただけて秘境感が漂います。

水神社の上が登山口になります。

神社前に十数台は停めることができます

この日はすでに満車状態です。

林道を少し歩くと、

道は二手に分かれ車両通行止めの道は

つるべ落としの滝の登山口へと続く道。

つるべ落としの滝ハイキングコース登山口

整備されています。

千じょう岩

大きな一枚岩を千じょう岩といいます。
ところどころにくぼみがあり、
一年中水が溜まり、鹿や動物の水飲み場になっています


つるべ落としの滝

滝まではガレ場、沢の岩場を何度も超えます。

苔生した雰囲気ある道なのですが、

体力的にはなかなかハード。

つるべ落としの滝からさらに1時間以上歩きます。

ガレ場が終わるとブナ林が広がり稜線へ

駿河湾と冨士市内が一望できます。

位牌岳(1457m)山頂

ここから先、愛鷹連峰の最高峰 越前岳へと続く道は

数年前の長雨で稜線が決壊し通行禁止

富士山を見たくて別の尾根道へ

目の前には、目線上に広がる見たこともない富士山の姿

位牌岳へ戻り、愛鷹山を目指します。

海と富士山を眺められる尾根道からの景色は最高です。

袴腰岳へ

ここ愛鷹山だけの固有種「アシタカツツジ」

葉が五枚あるのが特徴なんだとか、

満開からは1週間ほど経過していましたが

終始、緑に映える濃いピンクが綺麗でした。

稜線上に開らかれた馬場平へ、

こういった所へ出るといつも迷います。

馬場平から少し進んだ所にブナの老木

オブジェのような佇まい。

目の前には愛鷹山

この辺から道は泥濘ダート感が半端ないです。

愛鷹山(1187.5m)頂上

最後に頂上へはかなり急な登りを登る。

頂上から少し下った所に愛鷹神社の奥院

鳥居からは海側の山道。

火伏せの神として名高い愛鷹神社の奥院

富士山噴火を鎮めるため、現神域に神を祀り祈念したことが始まりといいます。

最後は愛鷹水神社へ参拝。

神社と聞いていたのですが、参道に鳥居がありません。

社殿の造りも寺院風です。

ちょうど参拝に訪れていた地元の方に話を伺うと

やはり寺院なんだとか、しかも御祭神はサンショウウオとのことです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加