若王子古墳群(にゃくおうじこふんぐん) 蓮華寺池公園・静岡県藤枝市若王子




若王子古墳群(にゃくおうじこふんぐん) 蓮華寺池公園・静岡県藤枝市若王子

若王子古墳群 (藤枝市) – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/若王子古墳群_(藤枝市)

若王子古墳群(にゃくおうじこふんぐん)は蓮華寺池公園の一角、

藤枝市・焼津市の市街地が広がる志太平野を一望出来る、

標高110メートルほどの丘陵上の尾根筋に沿って

28基(文献によっては33基)の古墳が密集して所在します。

蓮華寺池公園から100mほど登った先にある古墳の広場

若王子古墳群からは高草山 満観峰・潮山

志太平野が一望できます。

若王子古墳群

藤枝市若王子
若王子古墳群は、蓮華寺池公園内に古墳時代前期の木簡直葬墳23基と
古墳時代後期の横穴式石室墳5基が、全長160メート ルに渡って連なっています。
志太平野地方にいくつかある群集墳の中でも、
若王子古墳群は志太平野を一望できる場所にあり、
中央とのつながりを示す車輪石が出土したことから、
当時の有力者が埋葬されていると考えられています。
昭和56~57年に発掘調査が行われました。
その後公園の一部として整備され、静岡県指定文化財に指定されています。

現在は蓮華寺池公園の一角、「古墳の広場」として史跡整備されています。

なお、古墳群のあるこの尾根筋は「富士見平」と呼ばれており、

1432年(永享4年)に室町幕府6代将軍足利義教が、

富士山を見るため(実際は関東の監視のため)、駿府に入る前日にこの尾根に登り、

富士を見ながら和歌を詠んだことからこのように呼ばれるようになったと伝わります。


28基の若王子古墳群一覧表

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