智者山(1291m) 天狗石山(1366m) 七ツ峰(1533.2m)・縦走




智者山(1291m) 天狗石山(1366m) 七ツ峰(1533.2m)・縦走

奥大井湖上駅 – Wikipedia

秘境駅として有名な大井川鐵道井川線の奥大井湖上駅から、

半島状に突き出た尾根を天狗石山まで。

一度 智者山を踏み、七ツ峰まで周回してきました。

智者山(ちしゃやま)

標高 1291m 登山日 2019年6月8日
智者山神社の北に聳える雨乞い信仰の山
所在地 静岡県榛原郡川根本町東藤川

天狗石山(てんぐいしやま)

標高 1366m 登山日 2019年6月8日
山頂南部にある巨石群 天狗伝説の山
所在地 静岡県静岡市葵区崩野

益田山(ますだやま)

標高 1230m 登山日 2019年6月1日
天狗石山と七ツ峰を結ぶピークの山
所在地 静岡県静岡市葵区大間

七ツ峰(ななつみね)

標高 1533.2m 登山日 2019年6月8日
藁科川源頭にある流域の最高峰
所在地 静岡県静岡市葵区大間

難易度 ★★★★  オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 奥大井湖上駅
長島公園(07:33→)長島ダム展望地(08:37)→天狗石山(09:53)→智者山(10:15)→天狗石山(10:44)→天狗石山北峰(11:06)→益田山(11:57)→七ツ峰(12:43)→長島公園(15:32) 所要時間 7時間58分 高低差 1054m 累積標高 1628m / 1619m 距離 20.1m
■三ツ峰・七ツ峰・天狗石山・智者山は富士見峠から洗沢峠の間rに隆起し、安倍川水系と大井川水系を分水している。雑木に覆われたこれらの山々は安倍東稜の十枚山・八紘嶺などに比べて登山者は少ない。しかしそれだけの静かな薮山歩きが楽しめる
■七ツ峰は藁科川源頭にある流域の最高峰。清流藁科川の守護神のように周囲の山を従えている。七ツ峰の由来は浅間神社(浅間山)より七つ目の峰であることから、また山頂から四方に七つの尾根が派生しているために名付けられたと言われている(三ツ峰は三つの尾根が派生している)
■アプト式列車「大井川鐵道井川線」秘境駅として有名な奥大井湖上駅から半島状に伸びる尾根の先にそびえる天狗石山、名の由来は山頂の南側にある巨石群。天狗が一夜にして築いた石橋であるとの伝説によるものとある。
■安倍川分水嶺の一峰「智者山(ちしゃやま)は隣の天狗石山ともに南の智者山神社からの最短ルートで登られることが多い。

「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

長島公園

岩滝不動堂

県道388号接岨峡線沿いに 「岩滝不動堂」

岩滝不動堂の由来

岩滝不動堂の由来

文久の初めの頃犬間村は疫病が流行して困窮しておりました。ある日、志太郡高田村の日正坊と名乗る修験僧が現れ「村に疫病が流行しているのは不動明王の祟りがあるからだ。この川の上流に不動明王の宿る石があるから私が祈祷してあげる。もし疫病が鎮まったならばその石を滝の傍らに運んでお堂に納めて供養するがよい」と告げました。」ほどなく疫病は治まり村は平穏になりました。村の若い衆は法印のお告げによってその石を探しにゆき、ここにお迎えしたといわれます。村人は鎮座の滝を「不動の滝」と名付けその傍らに堂宇を建立、文久3年10月28日、観天寺和尚玲童興師によって開眼供養の法要を行いました。以来毎年1月には法印の司宰による供養祭を行って今日に至っております。また堂宇の中に石の地蔵菩薩が併置してありますが、これは昭和28年まで不動堂の真下に村の自家発電所があってその守り仏として祀ってあったものです。               平成13年1月吉日  岩瀧不動堂奉賛会

不動の滝

県道388号から奥湖上駅駐車場(10台程度)へ

トンネル部分にあたる尾根を登りきった所から湖上駅に

線路の脇に設けられている歩行者専用通路からは臨場感抜群

エメラルドグリーンの湖畔、奥に天狗石山

奥大井湖上駅

駅前後の2本の巨大な鉄橋は「レインボーブリッジ」と呼ばれている

東京湾に掛かるレインボーブリッジより先に命名されたそうで、

区別のため「奥大井レインボーブリッジ」とも呼ばれているそうです。

別名「奥大井恋錠駅」という愛称を持つ、

幸せを呼ぶ鐘「Happy Happy Bell」があり、周辺に「恋錠」を設置できます。

(恋錠は大井川鐵道の千頭駅売店・奥泉駅・新金谷駅前プラザロコ売店で販売)

段上にホームを見おろす形でコテージ

無料でトイレや休憩などに利用できます。

ここから奥に天狗石山への登山口があります。

湖畔に突き出た半島状の尾根を登って行きます

天狗石ハイキングコース周辺案内図

コアジサイ

長島ダムの展望地より

階段・案内板があり整備された登山道

事前情報にはなかったが、

ここまで山ビルが多く苦労して登る

地蔵尊

分岐

湖上駅下リ分岐、(右) 天狗石山 (左)七ツ峰

開放感のある尾根歩き

エゾハルゼミの鳴き声が響く

天狗石山(1366m)山頂

三等三角点

山頂には一台のベンチ

木々に覆われており展望は無いが、西へ少し進んだ先に展望地

また南へ下ると山名の由来となった露岩の群集「天狗石」がある

反射板のある展望地

ここから白倉峠を経由して猴見石山へと下るルートもあります。

朝日岳 不動岳 方面

大井川 南方面

天狗石山 山頂近くの分岐から智者山へ

七ツ峰

智者山までは20分程度の道程

途中に見える七ツ峰

分岐

智者山(1291m)山頂

高山と無双連山

再び天狗石山から七ツ峰を目指す

ここから展望の良い尾根が続く

奥に竜爪山 真富士も望めます

分岐

益田山(1320m)

途中にあるピーク益田山(1320m)

歩いてきた稜線、天狗石山方面を望む

七ツ峰は山頂から七つの尾根を派生していることから名付けられたとか

七ツ峰(1533.2m)山頂

二等三角点

接岨峡温泉・三ツ峰 分岐

下り始めは踏み跡が不明瞭ですが、

植林へ変われば手入れされた登山道へ

1つ目の鉄塔

鉄塔より

鉄塔周辺は広く展望も良いので休憩に最適

大無間山

二つ目の鉄塔から眺める大無間山

同じく二つ目の鉄塔より、

湖上駅から続く天狗石山

七ツ峰 登山口

接岨峡温泉 登山道入り口

接岨峡温泉の集落より

さっきまで居た鉄塔が上に見える

河内地蔵

ここから大井川沿いに「八橋小道」ウォーキングコースへ

河内地蔵の由来

河内地蔵の由来

湯の河内沢の左岸に地蔵場と呼ばれる平場があります。そこは静岡へ抜ける街道にあたり、梅地の村人たちは旅の無事を祈って小さな地蔵を建て、手厚く供養していました。ある年の暮れ、地蔵場を通りかかった川狩り人夫の一人が「なんて粗末な地蔵だ、生があるか試してやる」と大鳶で叩き割ってしまいました。その人夫は川狩りの最中、足を滑らせ激流に飲み込まれてしまったそうです。その後梅地の村人は壊れた地蔵に代わる新しい地蔵を祀りましたが、その地蔵には貞享二年(1685)と刻まれています。更に年月を重ね、地蔵は少しずつ梅地に近づき梅雲寺の跡地に祀られていましたが、平成13年この地に安置されました。           平成13年4月20日 梅地地区

犬返り橋

名の通り八つの橋が続く遊歩道です

一つ目の犬返り橋

宮沢橋

対岸を行く列車も見える

この階段式の吊橋「宮沢橋(みやんざわばし)」は水平距離が62メートルで、

群馬県みどり市の「けさかけ橋」の51メートルを抜き、

日本一の階段式吊橋(吊床板階段橋)となったそうです。

南アルプス接岨大吊橋

南アルプス接岨大吊橋を渡り長島公園へ戻ります

八橋小道ウォーキングマップ

2008年3月に完成した、接岨峡に8つの吊橋が架かった遊歩道「八橋小道(やっぱしこみち)ラブ・ロマンス・ロード

「八橋小道(やっぱしこみち)ラブ・ロマンス・ロード」は1周約2キロメートルの遊歩道コースで、周遊時間約1時間です。

「若宮神社(男の神)」と「こだま石神社(女の神)」との間に吊橋が8つあり、コースを歩くことにより両方の神社を参拝することができ、緑の山々と森林、接岨湖の湖面の美しさを楽しむことができます。

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