猫越岳(1034m) 猿山(1000m)・浄蓮の滝 天城の太郎杉




猫越岳(1034m) 猿山(1000m)・浄蓮の滝 天城の太郎杉

静岡の百山 の2座、「猿山」・「猫越岳」へ

滑沢渓谷の林道より滑沢峠へ

伊豆山稜線歩道から三蓋山・猫越岳 再び三蓋山から猿山を巡りました。

三蓋山(みかさやま)

標高 1013m 登山日 2019年12月14日
ブナの巨木に包まれた山頂
所在地  静岡県賀茂郡河津町梨本

猫越岳(ねっこだけ)

標高 1035m 登山日 2019年12月14日
100万~60万年ほど前の噴火により形成
所在地  静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里

小僧山(こぞうやま)

標高 972m 登山日 2019年12月14日
猿山 手前のピーク
所在地  静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里

猿山(さるやま)

標高 1000m 登山日 2019年12月14日
伊豆中央に聳える秘境の山
所在地  静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里

難易度 ★★★★  オススメ ★★ 登山口(ナビ検索) 天城の太郎杉
スタート地点(07:48)→滑沢峠(08:439)→三蓋山(09:03)→三蓋山の山名標識(09:08)→ツゲ峠(09:22)→猫越峠(09:57)→猫越岳(10:13)→猫越峠(10:28)→ツゲ峠(11:04)→三蓋山の山名標識(11:19)→小僧山(11:47)→猿山(12:23)→小僧山(13:01)→滑沢峠(13:30)→ゴール地点(14:00) 所要時間 6時間11分 累積標高 1173m / 1167m 距離 18.8km
■天城峠から西に向かう稜線の道を伊豆山稜線歩道という。この稜線上に猫越岳はあり、山頂周辺は太いブナに囲まれている。山頂は狭く展望もないが、山頂直下の猫越火口湖の先にある展望台からの展望は素晴らしく、富士山や南アルプスが美しい。
山名の猫の由来は、猫が越えたという説や、木の根っこが多いからなどの諸説があるが、詳細は不明。
三蓋山の山頂は、伊豆山稜線歩道から外れています。山頂から250mほど北の伊豆山稜線歩道上に三蓋山の山名標識とベンチがあります。山名標識の1013mは、山頂の標高です。
山頂がトレイルから外れている場合、トレイル上に山名板を設置するのはよくあることです。伊豆山稜線歩道では、棚場山もトレイルを外れているので同じです。
■猿山まではバリエーションルートになります。登山道が無いヤブ山なので地図読み必修。
■ー

「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

浄蓮の滝

登山口近く「浄蓮の滝」へ

人気の観光地ですが早朝は静か

浄蓮の滝(じょうれんのたき)は伊豆市の湯ヶ島にある伊豆最大級の名瀑で日本の滝百選にも選定されています。「浄蓮」の名前の由来は、以前ここの近くに建てられていた浄蓮寺の名前に由来します。

天城の太郎杉

樹齢450年余 天城一なスギの巨木

太郎杉(天城山一の巨木)

国道414号滑沢渓谷入り口から南西に1.5kmはいった林道沿いにある高さ53m、根回り13.6m、目通り9.6m、枝張りは長径で27mもある天城山中第1位の巨木で、樹齢約450年と推定されています。

静岡県指定の天然記念物で、幾多の風雪に絶え今もなおはつらつたる樹勢を誇り、天城のシンボルとなっています。

太郎杉に行く途中にある滑沢渓谷は、狩野川の源流本谷川の渓流で、安山岩の1枚岩を滑るように流れる様が美しい、滑沢川と合流した下流に竜姿ノ滝もあり、初夏の新緑、秋の紅葉は一段と見ごたえがあります。

伊豆市 観光情報 特設サイト より

滑沢林道のスペースより

滑沢林道は所々道幅の狭い未舗装路が続く

少し奥にワサビ田の駐車場がありますが駐車禁止です

登山口等の案内は無く、ワサビ田用のモノレール沿いに沢を歩きます

ワサビ田

沢沿いに凄い数のワサビ田が連なる

途中沢を何度か渡り、

モノレールの横を歩いて行きます

途中に滑沢峠の看板、ここから山道へ

山道を進んで行ったが途中で崩壊

戻り取付けそうな尾根から峠まで

滑沢峠

滑沢峠(なめさわ) 伊豆山稜線歩道へ

これから向かう三蓋山(みかさやま)

三蓋山の山頂付近はブナの美林地帯

三蓋山(1013m)山頂 三等三角点

トレイルから少し離れた所に山頂

山頂からは南アルプスも

苔むしたブナの巨木が立ち並ぶ美しい森

伊豆山稜線歩道上に山頂標識

つげ峠

駿河湾 方面

後で向かう猿山 手前が小僧山

凄い形のヒメシャラ

水呑頭(1010m)

猫越峠

猫越岳までは灌木をくぐりながら

猫越岳(1034.7m)山頂

二等三角点

山頂には展望がありません

今回は行きませんでしたが、

山頂直下の猫越火口湖の先に展望台があります

向山 登り尾 方面

三蓋山山頂下から猿山へ

ここからはバリエーションルートになります

小僧山(972m)山頂

地図を見ながらアップダウンを繰り返す

伊豆の強風に枝を大きく横へ広げたアセビに苦戦

基本的に尾根を外さなければ良いが

分岐には注意が必要

猿山(1000m) 山頂

ブナやシャクナゲ、アセビに包まれた静かな山頂

三等三角点

諸坪峠からの方がアプローチし易そうです

再び小僧山を越え

ブナの大木が広がる暖斜面から滑沢峠方面へ

滑沢峠 手前の尾根に出ます

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