道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」




道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」

中部道の駅 花の三聖苑伊豆松崎

花の三聖苑伊豆松崎

「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」は、郷土の三聖人の業績を中心に、松崎の歴史、文化を紹介する複合施設です。当初オープンは平成3年7月1日で、平成7年8月1日に県内3番目の道の駅に登録されました。
三聖人とは、幕末の漢学者である土屋三余、明治期の実業家として名を馳せた依田佐二平、その弟で北海道 十勝平野の開拓者である依田勉三という、幕末から明治期にかけて活躍した松崎出身の3人の偉人たちのことです。
敷地内には、3人のたぐい稀な業績をはじめ、松崎の歴史などを紹介する「三聖会堂」が設けられており、彼等の足跡をアンティークな雰囲気で辿ることができます。
「大沢学舎」は明治6年に三聖人の一人である依田佐二平が私財を投じて開校した公立小学校で、その後歴史を経て、平成5年にこの場所に移され、開校当初の姿に復元されました。 館内には郷土の資料も展示されており、いにしえの素朴なロマンに浸れます。
また、道の駅の入口には、直径11メートルのユニークな花時計があり、時報ごとに違う曲が流れ、訪れる人々を楽しませてくれます。

道の駅周辺の大沢地区は桜の名所でもあり、ここ松崎町は桜葉の生産が日本一です。名産品として、桜葉そば、桜葉クッキーなど桜葉製品が各種あります。 一押しのおすすめは桜葉アイス!桜葉の風味たっぷりのアイスです。なまこ壁の家並みが残る町松崎町は、西は駿河湾に臨み、北・東・南の三方を天城山系に囲まれた町です。駅周辺は、桜の名所となっており、入口で大きな花時計がみな様をお迎えします。

旧大沢学舎

町指定(昭和61年11月指定)

旧大沢学舎

明治6年(1873)に、大沢村依田佐二平翁が自邸内に私財を投じて新築し、公立小学校「大沢学舎」として開校した。その後、明治22年(1889)中川村役場の庁舎に転用されたが、昭和30年(1955)町村合併により、村役場も廃止され、平成5年(1993)現在の場所に移築復元、開校当初の姿をここにとどめる。 松崎町

三聖会堂

依田佐二平翁

依田佐二平翁は弘化3年大沢に生まれ、幼名清二郎、愛岳又は石泉堂と号した。三余塾に学び更に江戸で研鑽し、大沢村名主、県会議員、初代賀茂那賀郡長、第一回衆議院議員として地方自治振興に尽くした。元治元年大沢塾を開き以後謹申学舎、公立小学、私立豆陽学校を創設し育英に努めた。また、農家に養蚕を奨励し、明治8年製糸場設立以来輸出生糸の向上、十勝開拓事業等産業振興に貢献した。
天城道路開発促進又私財を投じ天城林道や池代道路開鑿等公共事業に尽くし、明治15年豆海汽船会社を創設海運の便も図り、報徳思想の普及、豆南社結成、時間励行運動等社会教化にも努力した。謹厳にして力行至誠を以て貫き、錦紋褒章を下賜され、大正13年10月15日79歳で逝去した。

道の駅 花の三聖苑伊豆松崎

所在地 〒410-3611 静岡県賀茂郡松崎町大沢20-1

電話番号  0558-42-3420

営業 9:00~17:00/9:00~20:00(繁忙期)

天城山房(特産品販売所・レストラン)9:00~17:00(季節により変動あり)

トイレ・駐車場・公衆電話24時間利用可能

休業日 木曜日(レストランのみ)

備考 電気自動車急速充電器設備がご利用できます。

「道の駅」は簡易パーキングエリアにトイレ、情報施設、地域振興施設等付随施設を併せて整備することにより、道路利用者に快適な休憩を提供するとともに、道路利用者や地域の方々のための情報発信を行い、地域連携の拠点となる施設です。また、近年では大規模災害時等における災害情報の提供や復旧活動の支援ができる防災拠点としての機能も期待されています。

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