善住禅寺(コバノミツバツツジの群生) 背戸山(260m) 前山(170m)・愛知県豊川市萩町倉戸




善住禅寺(コバノミツバツツジの群生) 背戸山(260m) 前山(170m)・愛知県豊川市萩町倉戸

愛知県豊川市萩町倉戸、

臨済宗妙心寺派の寺院「善住禅寺(ぜんじゅうぜんじ)

約3万本のコバノミツツジが群生地として有名で、

毎年、満開となる頃にお祭りが開催されます。

「シーズンには通常駐車場が有料(普通車500円)となります。」

善住禅寺からは「みつばつつじコース」を通り「背戸山(260m) 」へ

さらに「前山(170m)」までを歩いてきました。

善住禅寺 駐車場より

背戸山手前の展望休憩所までは

つつじの小径遊歩道を通るルートと境内裏を通るルートがあります。

善住禅寺 (ぜんじゅうぜんじ)

宗旨宗派 臨済宗妙心寺派

山号   瑞蘒山

御本尊  釈迦三尊仏

所在地  愛知県豊川市萩町倉戸81

電話番号 0533-88-2325

料金   庭園 500円(お祭り時期のみ)

アクセス

名鉄国府駅より車で15分
名鉄赤坂駅より徒歩40分

ホームページ

http://www1.odn.ne.jp/~cam97030/

山門

だるま岩と如来岩

門前の左右にある仁王岩、左がだるま岩、右が如来岩であり、正面から参拝者を迫力をもって出迎えてくれる。

だるま岩は参拝者に不動な精神を与え禅定の境地へと導いてくれる。
如来岩は仏の手の相を表し、帰依する者すべて救いとる岩とされる。

善住禅寺H.P

本堂

善住禅寺の由来

当山は神亀(724)~天平(740)の頃、行基菩薩ご巡錫の法縁により御自作の馬頭観音菩薩像(萩園観音)を奉安する草堂として開かれました。
その後、室町期に作手より奥平氏が萩に進出するに及び、萩奥平氏の菩提寺として 近江永源寺第二祖、見性悟心禅師を勧請開山とし高弟益甫禅師により禅の法灯が 継承されてまいりました。
本殿(大雄殿)御本尊には釈迦三尊佛、内陣壁面には雲中供養菩薩を祀っています。 善住禅寺H.P

鐘堂

釣り鐘堂

本堂と共に樹齢2500年余の紅ひのきの巨木より作られた鐘楼で、天井に
は雲龍図(悠然閑山筆)と四季の華(河瀬紫雲筆)が描かれている。中に吊る
されている鐘は口径3尺1寸、重量300余貫の大鐘。
銘には善住禅寺の沿革史が漢詩で刻まれている。 善住禅寺H.P

山ももの老大木

樹齢380年を越す老大木で天然記念物に指定されている。

・目通り / 2.7m
・枝張り / 12m

善住禅寺H.P

豊川市
ミツバツツジ群生地
(コバノミツバツツジ)

コバノミツバツツジは本州中部以西山地に生える落葉の木、葉は枝の先に三枚づつ輪生し葉柄に荒い毛がある。花冠は五つに裂け、雄しべは十本、花柱は長い。さく果も五つに裂ける。花は早春、葉に先立って開花する。
当地のコバノミツバツツジは、高さが三~四メートルになり、四月上旬~中旬にかけて善住禅寺冨士神社一帯の里山五ヘクタールに約三万本が群生し、山裾一面を鮮やかな紅紫色に染め上げる。
みつばつつじ保存会

額堂山

ミツバツツジ群生地を通り分岐先の展望休憩所より

背戸山(260m)

背戸山のお地蔵さま

「三河・遠州の超低山の一座」です。

続いて前山へ

豊川市立萩小学校の前を通り林道から取付きました

前山

前山の特徴(4)

興味のあるものとして高山植物のヤマイワカガミ自生がある。ヤシャブシ・オオヤシャブシ・ヒメヤシャブシの3種が混生しているところが見られ、比較観察するのに適している。ここより北の地方ではあまり見られないものとして、モチノキ・ミミズバイ・ハナミョウガなどがある。

前山(170m)

三河・遠州の超低山の一座

前山の特徴(3)

山頂や尾根づたいの乾いた所には、アカマツ・コナラ・ソヨゴ・ネジキ・リョウブ・ヒサカキ・シャシャンボ・ナツハゼ・ウスノキなどが見られる。特に山頂附近にはクロバイ・ヤマモモの太い木が多く見られる。 萩小

鳥川アルプス

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