富士箱根トレイル・立山 三国山 湯船山 不老山




富士箱根トレイル・立山 三国山 湯船山 不老山

静岡分県ガイドの2座「湯船山・不老山」へ、

せっかくなので県境繋ぎも兼ねて「富士箱根トレイル」を歩いて来ました。

思わぬアクシデントで下道も歩きです。

立山(たてやま)

標高 1325m 登山日 2022年4月11日
三国山稜の一座 須走立山 展望台
所在地  静岡県駿東郡小山町須走

畑尾山(はたおやま)

標高 1362m 登山日 2022年4月11日
三国山稜の一座
所在地 山梨県南都留郡山中湖村平野

楢木山(たるきやま)

標高 1353m 登山日 2022年4月11日
三国山稜の一座
所在地  山梨県駿東郡小山町

三国山(みくにやま)

標高 1320.2m 登山日 2022年4月11日
静岡 山梨 神奈川三県境の山 静岡の百山
所在地  山梨県南都留郡山中湖村平野

明神山(みょうじんさん)

標高 976m 登山日 2022年4月11日
丹沢山地西部 明神峠近くのピーク
所在地  静岡県駿東郡小山町上野

湯船山(ゆふねやま)

標高 1040.68m 登山日 2022年4月11日
丹沢山地西部 山名は南麓の小山町にある「湯船」集落に由来
所在地  神奈川県足柄上郡山北町世附

白嵓ノ頭(白クラノ頭

標高 978m 登山日 2022年4月11日
丹沢山地西部 明神峠から不老山へと伸びる県境尾根の途中にある小ピーク
所在地  神奈川県足柄上郡山北町世附

不老山(ふろうさん)

標高 南峰926m・北峰928m 登山日 2022年4月11日
北峰と南峰から成る双耳峰 サンショウバラの自生地
所在地  神奈川県足柄上郡山北町川西

大久保山(りゅうとうさん)

標高 614m 登山日 2022年4月11日
不老山から尾根沿いのピーク
所在地  神奈川県足柄上郡足柄上郡山川西 北町

谷ヶ山(りゅうとうさん)

標高 525.62m 登山日 2022年4月11日
不老山から尾根沿いのピーク
所在地  神奈川県足柄上郡足柄上郡山川西 北町

奈良尾山(ならおさん)

標高 484m 登山日 2022年4月11日
不老山から尾根沿いのピーク
所在地  神奈川県足柄上郡足柄上郡山川西 北町

難易度 ★★     オススメ  登山口(ナビ検索) 道の駅すばしり
道の駅すばしり(08:45)→紅富台入口(08:55)→須走紅富台上(09:01)→立山登山道入口(09:08)→立山(09:46)→立山展望台(09:50)→立山(09:55)→畑尾山(10:03)→アザミ平(10:08)→大洞山(10:32)→楢木山(10:55)→ヅナ峠(11:05)→三国山(11:13)→三国山東登山口(11:33)→明神峠(11:51)→明神山(12:04)→欣求のベンチ(12:09)→湯船山(12:22)→白クラノ頭(12:38~12:52)→峰坂峠(13:16)→悪沢峠(13:23)→樹下の二人(13:27)→世附峠(13:33)→不老山南峰(13:53)→不老山(13:58)→生土山分岐(14:26)→大久保山(14:31)→谷ヶ山(14:48)→ナラオ(15:02)→須走車庫前バス停(17:52)→東口本宮冨士浅間神社(18:01)→道の駅すばしり(18:07) 所要時間 9時間20分 累積標高 2036m / 2139m 距離 40.8km
■富士箱根トレイルは、静岡県と山梨県、神奈川県の県境に位置し、富士山須走口五合目から西丹沢と呼ばれる三国山稜・湯船山・不老山を経て、足柄山系の金時山までを縦走する全長約43kmのトイレルです。さらに、金時山からは、神奈川県箱根町へ至るルートに接続しています。ルート上には、ブナ林を始めとする落葉樹林帯が広がり、四季折々の表情を見せてくれます。春から初夏にかけては多くの花に彩られ、富士山麓周辺に自生するサンショウバラの群落を見ることが出来ます。
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「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

道の駅 すばしり

道の駅 「すばしり」

静岡県駿東郡小山町須走、国道138号及び、東富士五湖道路の下り最終IC位置する富士山に一番近い 道の駅「すばしり」

「富士山須走口五合目」に至る「ふじあざみライン」に直結しており、富士登山や富士山観光の基地として大変便利な立地・施設です。周辺には、山中湖やアウトレットモールなどがあります。富士山関連商品や自衛隊のある小山町ならではの自衛隊関連グッズなども販売しており、富士山の見えるレストランではここでしか食べられないメニューも、無料の足湯を堪能できます。

道の駅「すばしり」より

帰路は自転車の予定でしたがトラブルにより使えず。

御殿場駅からは「すばしり」までのバスがあるようでなので

急遽ここからスタートすることにしました。

富士箱根トレイルへ

富士山五号目から金時山まで、静岡 山梨 神奈川3県境に位置する山系を縦走する

総距離43kmのコースです。

道の駅「すばしり」から駿河小山駅までの約23kmを歩きます。

富士箱根トレイル

富士箱根トレイルは、静岡県と山梨県、神奈川県の県境に位置し、富士山五合目から西丹沢と呼ばれる三国山稜・湯船山・不老山を経て、足柄山系の金時山までを縦走する総延長約43kmの区間です。
さらに、金時山からは、神奈川県箱根町へ至るルートに接続しています。ルート上には、ブナ林を始めとする落葉樹林帯が広がり、四季折々の表情を見せてくれます。春から初夏にかlナては多くの花が咲き、冨士山麓周辺に自生するサンショウバラの群落を見ることが出来ます。 小山町

道の駅「すばしり」から住宅地を通り、

三国山稜 最初のピーク立山の登山口へ

植林帯を抜けると、やがて気持ちの良い自然林へと変わり

振り返ると、木々の合間から正面には富士山を望むことができる。

足元は富士山の登山道にも似た火山灰質の細かな砂利道

立山(1325m)

木々に覆われ展望のない山頂、

ここから先もほぼ同様の山頂となります。

少し先に展望台があるので立ち寄ってみました。

四等三角点(立山)1308.51m

三角点がある立山展望台

せっかく立ち寄るも展望台から見える方向は曇ってしまい何も見えず。

畑尾山(1362m)

アザミ平

この辺りは「三国山ハイキングコース」とも呼ばれ、

各所に道標は豊富でトレイルはよく整備されています。

アップダウンも緩やかで自然林が気持ちよく、

歩きやすいトレイルですが展望はほぼありません。

人気が今一つなのもこんな理由からでしょうか。

大洞山(角取山) 1383.38m

三等三角点(角取山)

あまり高低差もなく、のっぺりとした山頂が続きます。

個人的にはアップダウンが少なく歩きやすいトレイルや

ブナの美しい森はとても好みでした。

大洞山~世附峠までに多く見られるブナ林。爽やかな緑がどこまでも気持ちよくトレイルの疲れを癒します。4月~10月上旬頃と広い期間で楽しむことができます。特に三国山周辺のブナの巨木はパワースポットとしても有名です。

楢木山(1353m)

三国山(1320.2m)

静岡・山梨・神奈川三県の境、静岡の百山の一座です。

歩いて来た三国山から篭坂峠へと西に伸びる山稜は三国山稜と呼ばれています。

鉄砲木ノ頭 奥に石割山

鉄塔があるひらけた地点より、

これから向かう不老山、丹沢方面が霞んで見えます。

一旦、山中湖小山線へ

箱根山と外輪山 明神ヶ岳 金時山 丸岳 三国山

右下、富士スピードウェイの爆音が響きます

展望は少ないですが 好きな感じの道が続きます

明神峠

明神峠から湯船山・不老山を目指します

三国山稜と、不老山をつなぐ稜線上ピーク湯船山へのコースは、

比較的登山者が少なく静かな山歩きを楽しめます。

箱根方面

愛鷹連峰

山中諏訪神社 奥宮

ひと登りして明神山(976m)

湯船山(1040.68m)

引き続き自然林に囲まれた山頂で展望は無い。

湯船山の名は南麓の小山町にある「湯船集落」に由来します。

二等三角点(湯船村)

白クラノ頭(978m)

道志山塊・中央に御正体山

再び開けた所から箱根山と外輪山

サンショウバラの丘より湯船山

「サンショウバラ(別名 ハコネバラ)」とは富士山付近にのみに自生する野生のバラで、

棘がサンショウに似ているためこう呼ばれています。

見頃は5月下旬から6月上旬

不老山の山頂付近には大きなサンショウバラの木が3本あり

こちらは標高差があるため開花時期が若干遅れる

不老山

富士山付近にのみ自生しているサンショウバラ。毎年5月中旬頃から6月中旬にかけて多くのハイカーがサンショウバラを目当てに富士箱根トレイルに訪れます。
富士箱根トレイルでは「サンショウバラの丘」と「不老山」の山頂、「足柄峠」がサンショウバラの名所として特に知られています。

世附峠(708m)

世附峠から200m登り返し

不老山 南峰(926m)

不老山 北峰(928m)

鉄塔より

歩いて来た尾根、富士山は雲の中

トレイルから少し外れた大久保山(614m)へ、

先程までいた不老山が見えます

谷ヶ山(525.62 m) 三等三角点(川西村)

奈良尾山(484m)

下山、富士箱根トレイルはここからJR駿河小山駅を経て

足柄峠より金時山まで続きます。

電車とバスの時間が微妙なので歩いて帰ることにしました。

途中の池より望む

富士山と三国山稜(立山 畑尾山 付近)

歩いて来た稜線(湯船山〜不老山)を眺めながら

東口冨士浅間神社を経て、道の駅「すばしり」へ

東口冨士浅間神社

富士山の須走口登山道の起点に鎮座し、正式名称は東口冨士浅間神社(須走浅間神社とも) 2013年(平成25年)に富士山が世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として 登録された際の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されています。

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