花沢山(449.2m) 満観峰(470m) 丸子富士(450m)




花沢山(449.2m) 満観峰(470m) 丸子富士(450m)

焼津の浜当目海水浴場より、

歩きたかった大崩ハイキングコースから満観峰へ、

未踏の丸子富士・朝鮮岩経由で下山し海岸線沿いを周回しました。

花沢山(はなざわやま)

標高 449.2m 登山日 2022年5月15日
大崩の航空灯台の山として利用されていた山
所在地  静岡県焼津市花沢

満観峰(まんかんほう)

標高 470m 登山日 2022年5月15日
焼津アルプス人気の山
所在地  静岡県焼津市花沢

丸子富士(まりこふじ)

標高 450m 登山日 2022年5月15日
満観峰から北東方向に延びる稜線上の一峰
所在地  静岡県静岡市駿河区丸子

難易度 ★     オススメ ★★ 登山口(ナビ検索) 当目浜海水浴場
当目浜海水浴場(08:09)→花沢山(09:42)→日本坂峠(09:56)→満観峰(10:28~10:43)→丸子富士(11:00)→朝鮮岩(11:33)→小野薬師寺(11:48)→安倍川駅(12:16)→用宗緑地(12:58)→当目浜海水浴場(13:42) 所要時間 5時間31分 累積標高 1401m / 1386m 距離 26.7km
■満観峰は静岡県駿河区と静岡県焼津市にまたがる地元民に愛される最も人気のある里山。山頂は広く、テーブルなどが設置されており、平日のお昼時でも多くのハイカーで賑わいます。コースがたくさんあるので、毎回違ったコースを選ぶ楽しみがあります。また、縦走コースなどもあるのでトレーニングにも最適です。

「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

浜当目海水浴場より、

GWに御前崎から焼津港(浜当目)まで海岸線沿いの軌道を繋ぎましたが、

今日はその続きを歩きます。

浜当目海水浴場

志太地区唯一の海水浴場。 浜当目地区の約400メートルの海岸線をもつ海水浴場で、約50メートル沖に消波ブロックが設置されているため、比較的、波が穏やかです。海の家などはありませんが、海浜公園に隣接しているほか、無料の駐車場、更衣室、シャワーが利用できます。
海開き7月9日~8月15日

かんぽの宿(焼津)より

高草山 吉花トンネルから取付き、

かんぽの宿から「大崩ハイキングコース」へ

海岸線沿いの尾根を通るルートで、

距離は長いですが、緩やかな勾配でのんびりと歩くことができます。

松風閣

人気の花沢の里からのルートからと違い、

登山者も少なく、たまに海が見れる良いルートです。

展望所より駿河湾

途中、ベンチが設置され

海側に展望が開けた場所があります

道中、焼津市小浜には江戸時代の道標が2つ、

「右 さくみち? 左 府中道」とあります。

江戸時代の駿府の大商人、

砂張屋孫右衛門が文政年(1827年) 9月に建てたと刻まれていて、

焼津と府中(静岡)をつないだ古道であったことがわかります。

小浜分岐

小浜分岐にもう一つ

江戸時代の商人「砂張屋孫右衛門」の道標。

こちらは読むことができませ。

大日堂

道了権現

花沢山まで302の階段

花沢山(449.23m)

三等三角点(日本坂)

花沢山には展望がありませんが、

日本坂峠方面へ少し歩くと展望地があります。

焼津漁港と歩いて来た尾根

真下を通る東海道本線と新幹線

満観峰と丸子富士

下山はこちらの尾根を使います

日本坂峠のお地蔵様

「焼津」は、古事記や日本書紀に登場する古い地名です。

日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征伐の途中、

草薙剣(天叢雲剣)で草をなぎ払い火をかけて賊を滅ぼしたことに由来しています。

また、日本武尊は東征の際に日本坂峠を通りここに身を隠したという伝説も残ります。

ちなみにこの場所は、狼煙山古墳(のろしやまこふん)の横穴式石室跡でもあります。

東名高速道路、安倍川越しの日本平

日本坂峠から少し登った所には東側に開けた場所があり、

『家康のベンチ』と名付けられた展望スペースがあります。

四等三角点(一ノ谷) 433.76m

静岡県ならでは、お茶の木の道を通り

満観峰(470m)

満観峰(470m)へ

久しぶりに登山者で賑わう人気山に来ました。

丸子富士(450m)

丸子富士の山頂には「金光山蔵王権現」の石碑も建っており、

「金光山」とも呼ばれるそうです。

三等三角点(舟川)

朝鮮岩(330m)

展望の良い朝鮮岩にはその名の由来を示す案内板がありました。

朝鮮岩 320m

此の山の中央に朝鮮岩という大岩あり、古老の傳に天正年間(1573~91)用宗に城あり、この岩の上より鉄砲撃ちたれば、城降りたりという傳あり。また晁陽物語には、地方晁西岩と駿府を中勢、晁陽に授して呼んだとか。丸子方面を晁陽の西側で晁西側とも採ったとも書いてあり、晁西岩が譲って朝鮮岩と傳えられたという。「韓国の岩」ではないと、しかし朝鮮岩の命名の由来は、呼び名・文書・文字については不明という。 「新丸子路考」より

駿府を「晁陽(ちょうよう)朝日の意」と呼び、その西側である「晁西(ちょうせい)」にある山として「晁西岩(ちょうせいいわ)」と読んでいたのが、庶民が漢字に乏しい時代にその音だけが一人歩きして「ちょうせんいわ」になり、後で感じがつけらたようだ。

静岡市街 谷津山と八幡山

P293、安倍川と日本平

駿河湾と用宗漁港

花沢山

小野寺へ下山

登山口の社

静岡御前崎自転車線

焼津アルプス区間は浜当目から国道1号線まで迂回し丸子川を南下し国道150号へ

丸子川より望む 焼津アルプス

広野海岸公園より「花沢山と虚空蔵山」

広野海岸公園

大きな海賊船のような帆船遊具が人気の公園。海を見ながら釣りができたり、天気のいい日には見晴らし山から富士山が見えることも!海賊船に見立てた大きな帆船遊具、魚礁に見立てた魚礁遊具や児童用の遊具が設置されています。芝生が広がる多目的広場、深さの浅いジャブジャブ池では小さなお子様でも安心して自由に遊ぶことができます。海側の遊歩道は太平洋が一望できるので、毎日のお散歩にも最適!ご家族、お友達と楽しく過ごせる公園です。

用宗港

日本一の鮮度を誇る「用宗のしらす」

用宗は恵まれた漁場と独特の漁法、加工の技術をもつ「しらすの町」として知られ、漁港内には毎朝新鮮なしらすを積み込んだ多くの漁船が行き交い、町内各所の直売店に鮮度を保ったまま運ばれます。用宗にお越しの際はぜひ、安倍川の清流と駿河湾が育んだ味をお楽しみください。 エキサイト用宗

海岸沿いから静岡県道416号静岡焼津線、別名「用宗街道」へ

海の上に架けられた石部海岸橋より

大崩海岸

大崩海岸

焼津市小浜と静岡市駿河区をまたぐ海岸。約4kmに渡って続く断崖で、名称の通り崩落も多く、難所であったことから「東海の親不知」とも呼ばれた。海蝕によって形成された奇岩が点在し、晴天時には富士山や伊豆半島も見渡せる景勝地として知られる。

浜当目海岸公園

虚空蔵山

  • このエントリーをはてなブックマークに追加