富士山(3776m) 宝永山(2693m)・富士宮ルート〜プリンスルート
6年ぶりに富士山に登ってきました。
ですが、本来の目的は静岡の山 (分県登山ガイド)未踏の宝永山に登ること。
開山前の富士宮口から山頂をお鉢巡りして、プリンスルートで宝永山に寄って来ました。
宝永山(ほうえいざん)
標高 2693m | 登山日 2023年7月2日 |
富士山最大の側火山 | |
所在地 静岡県御殿場市 |
富士山(ふじさん)
標高 3775.5m | 登山日 2023年7月2日 |
日本最高峰の独立峰 | |
所在地 静岡県・山梨県 |
難易度 ★★ オススメ ★★★★ | 登山口(ナビ検索) 富士宮口五合目 |
富士宮口五合目(04:07)→五合目宝永入口(04:12)→富士宮口新六合目(04:26)→六合目雲海荘(04:30)→新七合目御来光山荘(04:59)→元祖七合目山口山荘(05:24)→八合目池田館(05:48)→九合目万年雪山荘(06:15)→九合五勺胸突山荘(06:36)→頂上富士館(07:00)→富士宮口頂上(07:03)→三島岳(07:10)→富士山(07:22)→西安河原(07:37)→雷岩(07:44)→久須志岳(07:57)→吉田口・須走口頂上(07:59)→成就岳(08:04)→伊豆岳(08:11)→朝日岳(08:15)→御殿場口頂上(08:38)→御殿場口八合目(09:09)→御殿場口七合九勺・赤岩八合館(09:15)→御殿場口七合五勺・砂走館(09:30)→御殿場口七合目(09:34)→御殿場口下り六合(走り六合)(09:42)→宝永山(09:49)→宝永第一火口(10:01)→宝永第一火口縁(10:07)→宝永山荘(10:15)→五合目宝永入口(10:23)→富士宮口五合目(10:26) 所要時間 6時間19分 累積標高 1602m / 1603m 距離 13.2m | |
■ー |
この日の前日、山梨県側の(吉田ルート)が開山しました。
静岡県側の登山口はまだ交通規制がされていませんでしたので、
急遽、前日の夜に5合目駐車場へ移動。
到着時は豪雨のため車は疎らでしたが、朝起きると凄い台数に。
下山時には数キロ先まで路駐車でいっぱいの混雑ぶりでした。
翌日、天気予報通りの快晴、雲海も風も無い登山日和となりました。
静岡県側はまだ開山前ですが、早朝の登山口は登山者で賑わっています。
六合目 雲海荘
静岡県側の3つの登山口も10日には山開きされます。
山小屋でも至る所で小屋開きの準備中。
富士山3回目にして 初めてこんな良い日に登れます。
伊豆半島の形がはっきりして来ました 地質好きにはワクワクする光景。
八号目の鳥居
ここからは富士山本宮浅間大社の境内
九号目 万年雪山荘
この辺り標高3500mから軽い高山病の症状が出てきました。
頭痛・吐き気のため大幅にペースダウン。
愛鷹連峰と伊豆半島
駿河湾
所々、立ち止まり景色を見ながら登ります
駿河湾と富士市・富士宮市 奥には静岡市も見えます。
浅間大社奥宮
現在、富士山本宮浅間大社の奥宮ですが、
廃仏毀釈以前は村山浅間神社の大日堂でした。
村山古道もいつか歩いてみたい道です。
剣ヶ峰
体調が良くないですが のんびりお鉢巡りします。
白山岳
三島岳
富士山(剣ヶ峰)3775.5m
二等三角点(富士山)
剣ヶ峰より東側の展望 馴染みのある山ばかりです。
南アルプス方面
南アルプスや新南部の主峰が見渡せます。
手前は天子山地、毛無山はやっぱり存在感があります。
奥にナナイタガレが印象的な七面山から八紘嶺〜安倍東山稜。
更に白峰南嶺の前には通称 南アルプスフロントトレイル。
南アルプス方面
北側の展望
本栖湖・精進湖と御坂山地 奥に甲府盆地と八ヶ岳
昨日開山した吉田ルート、凄い登山者の数。
この日の登山者の大半が外国人の方でした。
東側の展望
河口湖と御坂山地、黒岳や三ッ峠山が印象的 右は道志山塊、
杓子山手前の高座山のカヤ原がはっきり分かります。
道志山塊と丹沢山地 山中湖の右には富士箱根トレイル
御殿場市と箱根外輪山 奥には相模湾
宝永山と大砂走り
御殿場ルートからプリンスルートへ
下りはじめると急に体調も回復。 大砂走りでどんどん高度を下げます。
分岐より富士山を振り返って
下山時にはガスが湧いてきてしまいましたが これはこれで良いです。
宝永山(2693m)
宝永4年(1707年)の宝永大噴火で誕生した、富士山最大の側火山です。
静岡の山 (分県登山ガイド)も残り2座です。
宝永山は大人気 特に登山者以外のファミリーやカップルが多かったです