平澤寺(平沢観音)H.P
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日本平を久能山へ参拝し
最後に平澤寺(へいたくじ)へ立ち寄りました。
日本平の山すその緑ゆたかな山間に通称「平沢観音」で有名な平澤寺はあります。
安倍七観音の一つで、和銅年間(708~715)に行基菩薩が平沢に立ち寄って
5尺(約135cm)余りの地蔵を彫刻して草堂に安置したのが初めと言われています。
718年に後の聖武天皇の病気平癒祈願の為に再度駿河国を訪れ、
直径24mの大クスを伐り7体の観音像を刻み祈願したところ治ったといいます。
1体を平澤寺に残りも安倍郡の6つの寺に1体ずつ安置したそうです。
江戸時代に立てられ、門の左右には仁王像が祀られているため、
別名を仁王門ともいいます。
山門には葵の御紋。
奥には今川氏と武田氏の御紋もあります。
「平成の大復興」と称される、境内諸堂の整備事業の一環として、
平成19年に本堂が新しくなりました。
新しい本堂では、葬儀や法事を行うことができます。
とても奇麗な本堂横には社務所、御朱印等はこちらで受けられます。
また手前には休憩所やトイレが併設された受付。
観音堂
御堂の中には護摩壇があり、護摩木を焚く大護摩修行が 毎月17日の観音御縁日に執り行われます。
節分会の日には、観音堂で豆まきが行われ、多くの人でにぎわいます。
七年に一度、節分会の時に御開帳がおこなわれます。
観音堂の前にはマニ車
一回転すると般若心経を読経したことになるそうです。
観音堂の裏側にも観音様が鎮座されていました。