曹洞宗 大窪山 徳願寺(とくがんじ)・静岡市駿河区向敷地




曹洞宗 大窪山 徳願寺(とくがんじ)・静岡市駿河区向敷地

徳願寺 – Wikipedia

静岡市駿河区向敷地、

静岡の市街地を見渡すことができ徳願寺山の山腹に建つ

曹洞宗 大窪山 徳願寺(とくがんじ)です

今川氏ゆかりの寺院で、6代目当主 今川義忠の妻(北川殿)の菩提寺です。

北川殿は、息子の今川氏親が、小鹿範満と家督を争った際、

自身の兄弟である北条早雲の助けも借りて氏親を支えました。

徳願寺前より

目の前に安倍川と富士山

静岡市街と日本平が見渡せる絶景ポイントです

日限地蔵尊

道路に面し建てられている、

日を限って祈願すると願いが叶うという日限地蔵尊。

地蔵菩薩本願経の十種利益(10のご利益)が掲げられている。

地蔵菩薩本願経(十種利益)

一、土地が豊穣で作物に恵まれる

二、家内が安全である

三、亡くなったら天国に生まれ変わる

四、現世ではできるだけ長生きできる

五、願いごとがよくかなう

六、水火の災難がない

七、過ちやさわりを除く

八、悪い夢を見ることがない

九、旅行しても無事である

十、佛にめぐり会うことができる

山門

徳願寺山の山頂にあった徳願寺の前身

山号の「大窪山(さいあんさん)」と書かれた扁額が掲げられた山門

真言宗 徳願寺

平成六年夏 徳願幻住三十二世 天記

境内地 二四〇〇余坪

御本寺 慈眼寺 福井県南条郡今庄町小倉谷

示 寂 明応八年三月二十三日(一四九九年)

開 祖 天○祖寅大和尚

開 基 今川家七代氏親の母 徳願寺殿慈雲妙愛大姉(北川殿)

本 尊 千住千眼観世音菩薩(行基作)

創 立 長録二年(一四五七年)曹洞宗

創 建 養老年間(七一七年)真言宗

徳願寺山(静岡市向敷地)

静岡の市街地や富士山を遠望することができる徳願寺山一帯は、縄文時代から中世・近世にいたる先人達の足跡が残された貴重な歴史の宝庫といえる。中でも近年注目されているのが徳願寺山山頂の堀切を伴う曲輪状の山城の遺構である。「大窪山徳願寺」は、山頂に祀ってあった千手観音を降ろして現在の寺がここに開かれたとの伝承がある。このため徳願寺の前身は、安倍七観音の一つである「大窪寺」に関連した遺構の可能性が考えられる。大窪寺が山岳仏教寺院として栄えていたことは鎌倉初期の「久能寺大般若経」(静岡県文化財)の奥書に寺名がしばしば登場することからも理解できる。

現在の徳願寺は、戦国時代に今川家七氏親の生母で北川殿(北条早雲の妹)が曹洞宗に改宗し今日に至る古刹である。

寺には北川殿の古文書などが残されている。

平成七年二月 今川文化クローズアップ推進実行委員会

本堂

駿河七観音・駿河三十三観音第12番礼所

北川殿墓所

徳願寺の開基

今川家七代氏親の母 徳願寺殿慈雲妙愛大姉(北川殿)の墓所

五輪塔は本堂の裏手にあったが、

2007年にこの場所へと移されたそうです。

徳願寺山

徳願寺山(352m)山頂

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