吉野山 金峯神社(きんぷじんじゃ)・世界遺産




金峯神社(きんぷじんじゃ)

奈良県 吉野山観光協会H.P
http://www.yoshinoyama-sakura.jp

吉野山の上千本エリアの一番奥に金峯神社(きんぷじんじゃ)があります。

境内は世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産の一部

修験道の行場であの藤原道長も祈願したとされています。

吉野山の地主神である金山毘古命(かなやまひこのみこと)をお祀りします。

金山彦神(記 日本書紀)は神名の通り かなやま(鉱山)を司る神です。

金峯神社

住所
〒639-3115 吉野郡 吉野町吉野山1292
0746-32-8167
拝観料
無料 (お問い合わせ 090-5655-6898)
駐車場
専用駐車場なし
アクセス
ロープウェイ吉野山駅下車 徒歩約2時間


修行門 (大鳥居)

吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)から歩くこと約30分程

修行門が見えてきます。

神仏習合の特徴ある「両部鳥居」

鳥居の形・種類 まとめの記事


大峯奥駈道 案内板

大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)とは、

吉野からと熊野(熊野三山)まで、大峯山を縦走する修験道の修行の道

この巡礼の道も世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産の一部です。

大峯奥駈道 案内板横のトイレは鍵が掛かっていて使えませんでした。

社務所もシャッターが降り人気は全くありません。

2月末まで路線バスも冬季運休中のため、

ここへ来るには徒歩の他ないので当然ですが、本当に誰一人居ません。


手水舎

手水舎 左右には社務所と休憩所があります。

社務所横を下ると「義経の隠れ塔」へ向かう道


鳥居

金峯神社右横の道を進むと西行庵へ

この先はアイスバーンでツルツルの道だったので今回はここで断念。

金峯神社と隠れ塔

この神社は金山彦命を祭る吉野山の総地主の神で、
一名金精明神(こんしょうみょうじん)ともいって、
古くから信仰を受けてきた式内社です。
金峯というのは、この辺りから大嶺山へかけての総称で、
古来地下に黄金の鉱脈があると信ぜられて、
宇治拾遺物語その他にも、この山に登って黄金を得たという話があります。
これは仏教説話として金峰山は黄金浄土であるという観念からうまれたものです。

左の小道を下ったところにある建物は、隠れ堂といって、
ここは大峯修行場の一つで、この塔に入って扉を閉じると中は真っ暗になります。

そこで神官の先導に従って

「吉野なる 深山の奥の隠れ塔 本来空のすみかなり」

と唱えながら境内を巡ります。

文治元年(一一八五)十一月 源義経がこの塔に隠れ、
追っ手から逃れるため屋根を蹴破って外に出たため、
「義経の隠れ塔、蹴抜けの塔」とも言われています。
吉野町


拝殿

本殿

休憩所に役小角像、

ここから山上ヶ岳 山頂の大峰山寺まで行くことができる。

世界遺産 大峰山寺は平安初期から現在まで女人禁制を貫く修験道の寺院です。

7時間以上は掛かるようですが.. いつか行ってみたいです。

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