吉野山 東南院(とうなんいん) 金峯山修験本宗




吉野山 東南院(とうなんいん)

奈良県 吉野山観光協会H.P
http://www.yoshinoyama-sakura.jp

大峯山寺 蔵王堂 から少し歩いた所に東南院(とうなんいん)があります。

役行者の開基と伝えられる、1300年の歴史を持つ修験宗の寺院

本堂・多宝塔・庫裡・客殿からなり、

鎌倉期の作と伝えられる大日如来・毘沙門天・不動明王などが祀られています。

朝7時過ぎ、まだ開門してません。


本堂

東南院

エリア 中千本
住所   〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2416
TEL   0746-32-3005
駐車場 専用駐車場なし
アクセス ロープウェイ吉野山駅下車 徒歩約10分
宿坊    あり(詳しくは直接、寺社にお問合わせください)
ホームページ http://www16.ocn.ne.jp/~tounanin/


多宝塔

帰りに参拝させて頂きました。

寺院内に拝観はできないようでしたが一通りお参り。

寺院の中に鳥居があるとなぜか嬉しくなります。

見えませんが隣には稲荷社。

東南院

当院の開基も、修験の吉野山にふさわしく、役行者という伝承をもっているので、
千三百年の歴史があるわけです。奈良や比叡山など古い霊地霊山には、
東南院あるいは東南寺という名の、寺院があるのが普通ですが、
これは、開基または始祖といわれる人が、その霊地を開くときに、
中心になる伽藍を建てると同時に、そこから巽(東南)の方角に当たる所に寺を建て、
一山の興隆を祈願するということが行われていました。
これで当院が吉野山で占める位置が、了解できるかと思います。
当院は本堂・多宝塔・庫裡・客殿からなっていますが、多宝塔は明治初年まで、
紀州野上の八幡宮の境内にあったのを、昭和12年に当院へ移築したもので、
正面の鰐口には永禄7年(1564)の銘があり、
鎌倉期の作と伝える大日如来・毘沙門天・不動明王などが祀られています。
なお当院は宿坊といって、一般の寺とは違う一面があります。
昔吉野山には数多くの宿坊がありましたが、これは吉野山から大峯山に参る、
大勢の修験行者が参篭する所で、きびしい修行の中での、しばしの憩いの場となっていました。

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