黒沢山(2123m) 黒山(2095m)・奈良代ゲートより
2週続けて南アルプス深南部へ
深南部の中でも特に藪山として有名な黒沢山とその先の黒山まで、
奈良代ゲートより往復して来ました。
現在はシャウヅ山までは歩き易く、
黒沢山手前のピーク中又山付近から笹薮、黒山周辺は激藪となります。
奈良代山(ならしろやま)
標高 1624m | 登山日 2021年11月20日 |
水窪100山の一座 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方 |
奥布山(おくぶやま)
標高 1741m | 登山日 2021年11月20日 |
水窪100山の一座 御料局三角点 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方 |
栃生山(シャウヅ山)
標高 1835.56m | 登山日 2021年11月20日 |
三等三角点(白倉山)水窪100山の一座 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方 |
中又山(なかまたやま)
標高 1867m | 登山日 2021年11月20日 |
水窪100山の一座 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方 |
黒沢山(くろさわやま)
標高 2123.41m | 登山日 2021年11月20日 |
三等三角点(黒沢山)水窪100山の一座 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方 |
黒山(くろやま)
標高 2095m | 登山日 2021年11月20日 |
水窪100山の一座 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方 |
難易度 ★★★ オススメ ★★★ | 登山口(ナビ検索) 奈良代林道ゲート |
奈良代林道チェーンゲート(06:24)→奈良代山(06:51)→奥布山(07:19)→シヤウヅ山(栃生山)(07:46)→中又山(08:33)→黒沢山(09:38)→黒山(10:55~11:08)→黒沢山(12:32)→中又山(13:18)→シヤウヅ山(栃生山)(14:08)→奥布山(14:33)→奈良代林道チェーンゲート(15:10) 所要時間 8時間58分 累積標高 1316m / 1408m 距離 17.5m | |
■ー |
奈良代林道チェーンゲート
水窪ダムから戸中川林道との分岐、
自然クラブセンターの案内でつづら折りを登り奈良代林道へ
長く荒れた奈良代林道を経てようやく登山口
ある意味、ここまでの運転が核心部とも言えます
奈良代山(1624m)
林道をショートカットしながら奈良代山(1624m)へ
ここで日の出、朝日が周囲をオレンジ色に染めて良い感じです
一旦、林道へ出て シャウヅ山の登山口看板の所より
二重山稜の広い尾根歩き
途中のガレ場から深南部のオールスターズ
不動岳 鎌崩岳 丸盆岳 黒法師岳 バラ谷の頭
奥布山(1741m)
御料局三角点があるピーク奥布山(1741m)
木々越しにシャウヅ山
突然笹原の開けた気持ちの良い場所へ
ルートは尾根上ですが、景色を求めて笹の道を辿ってしまいます
左に大きな熊伏山、奥は大川入山に恵那山
山の影が入ってしまい上手く撮れませんでしたが御嶽山や中央アもよく見えます
栃生山(シャウヅ山)(1835.56m)
三等三角点(白倉山)
シャウヅ山から先、笹と共に苔シラビソ等が美しい広尾根を抜ける
やがて笹の背が短く展望が開けた尾根へ
古いガイドブックや登山記などではこの辺りもかなり藪が濃かったそうですが、
現在は除草剤が撒かれとても歩き易いです
御嶽山と中央アルプス
伊那山地を挟み手前は兵越峠からの白倉尾根
朝日山は植林との堺が柄の様です
続いて、気持ちの良い笹原帯だった白倉山に浜松最高峰の中ノ尾根山
中ノ尾根山と黒沢山
目指す黒沢山 深南部らしい雰囲気です
手前の立ち枯れた笹原のピークが中又山
この辺りから徐々に鮮明だった道が薄くなって行きます
東側は相変わらず凄い景色
逆光ですが特徴的な山容、シルエットで解りますね
前黒法師〜麻生山、常光寺山の後ろに竜頭山
水窪百山の一座「中又山(1867m)」
この辺から藪が濃いですが、よく探すとテープや踏み跡はあります
倒木のトラップに注意しながら進みます
矢筈尾根、六呂場山方面への分岐より
西俣沢の頭の先に不動岳
ここから尾根先までは胸腰丈ほどの笹をかき分け登ります
黒沢山(2123.41 m)
三等三角点(黒沢山)
標識の南側、笹に埋もれた 三等三角点(黒沢山)
黒沢山以降、灌木の藪を漕いだ先のガレ場からは素晴らしい展望があります
中ノ尾根山の右に 赤石岳 聖岳 光岳
合地山と信濃俣
大無間山と大根沢山の上から富士山
黒山への序盤は短い笹に薄ら踏み跡が残り思いの外歩きやすい
振り返って黒沢山
黒山 山頂手前まで来ると背丈以上の激藪
踏み跡や獣道に当たればラッキー
密度が濃い所だと身動きが取れなくなるので、
倒木に乗って地形とルートを確認しながら進みます
黒山(2095m)
黒山(2095m)山頂付近の広場より
山標は探せず
ここから先、ヒコウキ平付近まで歩こうとも思いましたが時間も掛かるし、
もう笹はお腹いっぱい
再びガレ場 黒沢山への登り返し
不動岳 鹿の平 鎌崩岳 丸盆岳
左に西俣沢の頭、六呂場山からの不動岳
この辺りまで戻って来ると 快適な登山道です
時間もあるので ゆっくり景色を楽しみながら戻りました
見納めの深南部オールスターズ