身延山 久遠寺 樓神閣 祖師堂(そしどう)
身延山久遠寺H.P
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本堂横にある鮮やかな作りの祖師堂
宗祖日蓮聖人の御尊像を奉安する御堂です。
棲神閣祖師堂
宗祖日蓮聖人の御尊像を奉安する御堂で、
十一代将軍德川家斉公が天保七年(1836)に建立し、
五年後に廃寺となった鼠山感応寺の堂宇を、
明治十四年(1881)に七十四世日鑑上人の代に移築し、
同年宗祖第六百年遠忌をここで奉行しました。
御尊像を安置する豪華な御宮殿厨子は東京信徒により、
天蓋・幢幡等の善美を尽くした荘厳仏具は
大坂・京都の信徒の丹精により寄進されました。
須弥壇上の御宮殿厨子の左右には、聖人のご両親
妙日尊儀・妙蓮尊尼と本弟子である六老僧の木像が列せられています。
内陣正面の虹梁にある立正の勅額は、
昭和六年(1931)宗祖第六百五十年遠忌の時、
昭和天皇より日蓮聖人の御廟へ下賜せられたものです。
12間20間、江戸時代の祖師堂は明治8年の大火で焼失しましたが、
明治14年に(1881)に再建されました。
一部の用材は、天保改革で取り潰された鼠山感応寺のものを再利用されたそうです。