身延山 久遠寺 上の山八幡神社本殿




身延山 久遠寺 上の山八幡神社本殿

身延山久遠寺H.P
http://www.kuonji.jp

本地堂(ほんじどう)・カピタン(甲比丹)ゼイムスの墓から少し進むと

舗装路とは別に階段の参道が現れる。

登り口は9丁目付近。

上の山八幡神社本殿横から、

元の参道に合流出来るのでぜひ寄って頂きたい。

日蓮宗の総本山に神社があることに驚きます。

波木井家の鎮守。

本殿は山梨県指定文化財。

元は波木井(はきい)にあり、14世日鏡上人代に

片隈沢に移転。その後28世代に現在地に移転されたそうです。

扁額「八幡宮」身延山36世日潮上人の筆。

拝殿 慶長三年(1598)18世日賢上人代に朝野右近大輔忠吉

の寄進により建立。

66世日薪上人代に再建。

県指定文化財
上の山八幡神社本殿

昭和四十一年五月二十九日指定
身延町身延四二五○番地
身延山久遠寺所有

この社には、波木井実長公、日蓮聖人、歴代法主の尊崇された
木造寄木造坐像の天照大神、鋳造の八幡大菩薩を奉祀してある。
はじめ梅平に、おれより片隈沢、御骨堂辺に移され、
寛文年間今の社地に移建されたものである。
この建造物は、二間社会入母屋造、正面一間向拝、
軒唐破風付、柿葺で仕口は慎重、技術は優秀、
簡素の中にも装飾性の加味だれた格調高い建築で、
室町・桃山時代の県下まれにみる
洗練された建築美を持つ重要な遺構である。
昭和五十一年五月一日 身延町教育委員会

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