青薙山(2406.27m) 無岳山(2105.64m)・沼平




青薙山(2406.27m) 無岳山(2105.64m)・沼平

沼平より、南アルプス南部、白峰南嶺の南部

「無岳山・タル沢の頭・青薙山」へ

青薙山の山腹にはボッチ薙・赤崩など大崩壊地があり、

広い稜線には大規模な線状凹地ができている。

赤崩の南の大きな線状凹地には、多量の清水が湧く池ノ平があり、

気持ちのいいキャンプサイトとなっている。

無岳山(むたけさん)

標高 2105.64m 登山日 2021年6月12日
三等三角点(樽沢)
所在地 静岡県静岡市葵区田代

タル沢の頭(たるさわのかしら)

標高 2040m 登山日 2021年6月12日
青薙山手前のピーク
所在地 静岡県静岡市葵区田代

青薙山(あおなぎやま)

標高 2406.27m 登山日 2021年6月12日
山腹にはボッチ薙・赤崩など大崩壊地
所在地 静岡県静岡市葵区小河内

難易度 ★★    オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 沼平登山指導センター
畑薙ダムゲート前(05:21)→青薙山登山口(06:10)→池ノ平(07:50)→無岳山(08:57~09:04)→青薙山(11:09)→池ノ平(13:00)→青薙山登山口(14:08)→畑薙ダムゲート前(15:07) 所要時間 9時間49分 累積標高 2128m / 2128m 距離 20.5m
■青薙山は、南アルプス・畑薙湖の東側にある山で、対岸の上河内岳や茶臼岳から見ると、形の良い山容が確認できる。周辺に大きな山があるために知名度が低く、訪れる人は少ない。
山頂は荒川三山、赤石岳を眺められるようにか、西側の木が倒されていて、南アルプス南部の山々を一望できる。
■ー

「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

沼平ゲート

沼平ゲートより約4.5km

茶臼山への登山口である畑薙大吊り橋を超えた先に青薙山への登山口

青薙山登山口

当初、中ノ宿吊り橋より周回の予定でしたが

諸事情ありここからスタートする事にしました

踏み跡はしっかり付いていますが マーキングや標識は少ないです

序盤、つづら折りの登山道を過ぎるとザレたトラバース区間、

下りは特に注意が必要です

池ノ平(1700m)

中電の巡視路と交差し、斜面を巻きながら登っていくと

水の流れる音が聞こえてくる

線状凹地に豊富な湧水が湧き出ている池ノ平

ここから一旦、一般登山道を離れ P1795を目指し進路を南へ

南側に展望が開ける

畑薙湖 大根沢山の尾根と小無間山

ガレ場の縁を歩き登っていきます

バイケイソウとシダの勢いが凄い

ヤッタゼ小屋

山頂周辺のシダ藪

無岳山(2105.64m) 三等三角点(樽沢)

無岳山の三等三角点は崩れてしまいそうなガレ場の淵にある

白峰南嶺の青薙山から派生した尾根は

ここ無岳山を経て毛無山へと至る

後ろは大無間山への稜線

東側、白峰南嶺の主稜線

イタドリ山〜青笹山の上に富士山 青枯山〜三ノ沢山

三ノ沢山〜水梨峠山と小河内山

こちらは少し前に歩いた稜線

シラビソ林

タル沢の頭(2040m)

倒木とシラビソの濃い森を歩くとタル沢の頭へ

ここから先、少し複雑な尾根を一般登山道方面へ

茶臼岳 上河内岳

上河内岳 聖岳

一般登山道に合流

木々の合間から上河内岳 聖岳を望む

設置されたばかりの案内板

池ノ平までの区間は最近整備された様で

登山道周辺の木は切られ、シダも刈られていました

東側の展望、

白峰南嶺はここから「青笹山〜青枯山〜三ノ沢山〜水梨峠山〜小河内山〜山伏」と

少しずつ標高を下げながら連なります

タカネスミレ

山頂付近は亜高山帯特有の雰囲気

苔とシラビソ トウヒ コメツガにサルオガゼ

青薙山(2406.27m)

二等三角点(青薙岳)

暖斜面の広尾根一面シダの海

2000〜1700mの区間だけ エゾハルゼミの大合唱

赤崩より

赤崩の最上部より

約1000m切れ落ちている 覗き込むとゾッとする

赤崩より 仁田岳〜茶臼岳〜上河内岳

茶臼岳〜赤石岳

赤石岳〜荒川岳

畑薙橋(標高 約970m)より

2000m以上の標高差には圧巻

間近で望む赤崩 砂岩の層が見られます

絶えず崩れているようで草が全く生えていない

稲又山 青薙山と直下のボッチ薙

大井川と南アルプスの山々

池ノ平

再び池ノ平で休憩しのんびり下山

 

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