身延山 久遠寺 開基堂(かいきどう)




身延山 久遠寺 開基堂(かいきどう)

身延山久遠寺H.P
http://www.kuonji.jp

多宝塔形式の開基堂は、身延山の開基檀越

南部(波木井)実長像を安置しています。

以前は本堂前にあったそうですが、現在は大鐘横に位置します。

身延町指定文化財。

開基堂

このお堂は、身延山開基大檀越南部實長公(法寂院日圓上人)
をまつりしてあります。
日蓮聖人は文永11(1274)年、領主南部實長(波木井)公のお招きにより
この身延のお山にお入りになられました。
實長公が「今生は実長が身に及ばん程は見つぎ奉るねし、
後生をは聖人助け給へ」とのお約束どおり、
日蓮聖人そ在山の9ヵ年一族をあげてご給仕され、
身延山を中心とした13里四方を日蓮聖人にご寄付され、
子々孫々に亘り身延山を護ることを戒められました。

現在安置されている実長像は、

かつて岩手県遠野市知恩寺に安置されていたもので、

その時に開基堂に安置されていた像は現在 知恩寺に安置されています。

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