蘇我入鹿首塚(そがいるかくびづか)
蘇我入鹿 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/蘇我入鹿
飛鳥寺から西へ数百メートル離れた所に
蘇我入鹿の首塚があります。
有名な大化改新、正確には(乙巳の変)で
中臣鎌足と中大兄皇子により飛鳥板蓋宮で暗殺された
時の権力者・蘇我入鹿の首塚だと伝わります。
数キロ離れた伝飛鳥板蓋宮から首がここまで飛んできたとか、
襲ってきた首を供養するためにここに埋めたともいわれています。
後ろに見えるのが蘇我氏邸宅があったと言われる甘樫丘。
天皇の住まいである飛鳥板蓋宮より高い土地に(この辺の一等地)
住居を構えていることからしても当時の権力の凄さを想像させます。
五輪塔自体は鎌倉時代または南北朝時代の建立と考えられているそう。
高さ149cmの花崗岩製で、笠の形の火輪の部分が大きく、軒に厚みがあるのが特徴。
飛鳥寺からすぐの所、
いまは一面田畑、のどかな土地ですが
ここがかつて飛鳥時代の中心地だったのだとしみじみと感じます。