浜水神社・ 静岡県御前崎市池新田
静岡県御前崎市池新田、浜岡砂丘の近くにある「浜水神社」です。
江戸時代末期、当時の池新田地区では砂地開拓に着手。
その要となる斜め砂防海岸林の造成に先立って、
治水の神様と呼ばれる氏神「下水神社」より分祀されました。
南遠大砂丘の中でもとりわけ大きな規模を持つ浜岡砂丘
白砂公園へと続く道の途中に鎮座
社殿の前には農地が拡がる。
斜め砂防海岸林の造成工事後、
村民による長年の苦難の末砂開拓が行われ現在の姿がある。
由緒
浜水神社
海の治水神社
江戸時代末期(1864)当時の池新田村において、村発展のいしずえとなる砂地開拓に着手し、その要となる斜め砂防海岸林の造成に先立ち、地域で治水の神様と呼ばれる氏神「下水神社」を分祀し。「浜水神社」が建立され、工事の成功と海の安全(津波・台風)が祈願された。建立の翌年村民がこの神社の周りに飛砂よけのソダ(木の枝)を立てマツを植栽したのをかわきりに、造成工事が始まった。その後昭和初期まで100年間村民が、数代にわたり苦難の末砂開拓が行われ現在の池新田地区が形成され斜め海岸林完成後、その砂場上に鎮座した。尚海の治水神社として漁業者の人たちにも厚く信仰されております。祭神は日本における代表的な治水の神であり、また農耕の神でもある美都波能売神(ミズハメノミコト)である。毎年10月19日を祭日として、海の安全祈願を行なっている。
拝殿
本殿