合地山(2149m) 中ノ尾根山(2296m)・白倉尾根より




合地山(2149m) 中ノ尾根山(2296m)・白倉尾根より

深南部の秘峰 合地山へ

去年と同じく兵越峠から中ノ尾根山まで向かいピストンです。

水梨山(みずなしやま)

標高 1317.49m 登山日 2022年6月3日
三等三角点(水梨)
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家

朝日山(あさひやま)

標高 1667.54m 登山日 2022年6月3日
三等三角点(朝日山)
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家

平森山(ひらもりやま)

標高 1813.30m 登山日 2022年6月3日
三等三角点(平森)
所在地 長野県飯田市南信濃八重河内

白倉山(しらくらやま)

標高 1851m 登山日 2022年6月3日
笹原の山頂部
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家

笠松山(かさまつやま)

標高 2013m 登山日 2022年6月3日
浜松市最北端の山
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家

三又山(みまたやま)

標高 2224m 登山日 2022年6月3日
遠州 駿河 信濃の分岐
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家・静岡県榛原郡川根本町犬間

ドーム(西俣沢の頭)

標高 2251m 登山日 2022年6月3日
三又山 中ノ尾根間のピーク
所在地 静岡県榛原郡川根本町犬間

中ノ尾根山(なかのおねやま)

標高 2296.94m 登山日 2022年6月3日
浜松市最高峰
所在地 静岡県榛原郡川根本町犬間

合地山(がっちさん)

標高 2296.94m 登山日 2022年6月3日
深南部の中央の位置 四つのピークを持つ山
所在地 静岡県榛原郡川根本町犬間

難易度 ★★★   オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 兵越峠
兵越峠(03:50)→水梨山(04:09)→朝日山(三角点)(05:23)→平森山(06:14)→白倉山(06:53)→笠松山(07:33)→三又山(08:21)→西俣沢の頭(08:31)→合地ノコル(09:58)→合地山Ⅰ峰(10:26)→合地山Ⅱ峰(10:46)→合地山Ⅲ峰(10:57)→合地山Ⅳ峰(11:09)→合地山Ⅲ峰(11:24)→合地山Ⅱ峰(11:36)→合地山Ⅰ峰(11:56)→合地ノコル(12:16)→中ノ尾根山(13:43)→ドーム(14:10)→西俣沢の頭(14:18)→三又山(14:26)→笠松山(15:10)→白倉山(15:44)→1平森山(16:25)→朝日山(三角点)(17:15)→水梨山(18:24)→兵越峠(18:380) 所要時間 14時間45分 累積標高 2754m / 2758m 距離 29.5m
■合地山(がっちさん)は、静岡県榛原郡川根本町に位置する4つのピークの総称を指して呼ばれることが多い。いわゆる南アルプス深南部のほぼ中心に位置する。最高点は北から2番目のピークの2149m地点であるが、三角点は最も南の2104m地点に存在する。■中ノ尾根山(なかのおねやま)は、静岡県浜松市天竜区と川根本町の境に位置する標高2296.4mの山であり、浜松市の最高峰である。いわゆる南アルプスの深南部に位置する。白倉権現駐車場より9キロの林道歩きで登山口にたどり着く。この山域の山としては登山道は明瞭であるが、山頂付近は笹薮に覆われている。また白倉権現駐車場までの林道も落石が多く、運転には注意を要する。山頂には展望はないが、多くの山頂標識が設置されている。また、広大な山頂のため道迷いに注意が必要。ここを起点に三又山方面、合地山方面に向かうこともできる。
■朝日山は長野県と静岡県の県境、南アルプスの南端近くにある山。山頂は広く明るく開けていている。最高点(1692m)と三角点(1667m)は離れていて、西側に歩いて10分ほど、200mほど下った地点にある。

「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

遠州(えんしゅう)地方とは旧令制国の遠江国(とうとおみ)一般的には、大井川から西側の範囲湖西市・浜松市・磐田市・袋井市・森町・掛川市・菊川市・御前崎一部(牧之原市・島田市・川根本町)のことを言います。 遠州灘から浜名湖、南アルプス・深南部まで、バリエーションに富んだ山々が多く魅力に満ちた山域です。

水梨山(1317.49m) 三等三角点(水梨)

日の出前に兵越峠を出発、3度目となる水梨山へ

中ノ尾根山までの詳細は前回の記事をご覧ください。

兵越峠より 白倉尾根を中ノ尾根山までピストン。

ブナの美しい森が広がる朝日山の手前で日の出、

今回は朝日山最高峰と三角点はスルーしました。

平森山(1813.3m) 三等三角点(平森)

この辺りから倒木が目立ちます

前回は苦戦しましたが、尾根を巻くと比較的倒木は回避できます。

多重山稜を景色のある方に惹かれて歩くと笹原へ

振り返って朝日山が見えます。

黒沢山

ドーム〜中ノ尾根山〜P2214

これから向かう尾根の先に三又山とドーム

写真で見ると傾斜も緩く割と近くに感じますが、この先も長く大変です。

白倉山(1851m)

気持ちのいい笹原ですが

夜露でパンツはビチョビチョでした。

白倉尾根の笹区間はここだけなので、着替えるか迷いました。

笠松山(2013m)

特に倒木の多い笠松山を過ぎると

三又山まではシラビソ等の灌木が邪魔をする200mの急登があります。

三又山(2224m)

遠州 駿河 信濃の分岐「三又山」

また、ここから鶏冠山(南峰)までも繋ぎたい区間です。

白倉尾根

歩いてきた白倉尾根と目の前にはドーム(西俣沢の頭)

ドーム (西俣沢の頭)2251m

ドーム (西俣沢の頭)のピークを過ぎると

目の前に大きな中ノ尾根山

中ノ尾根山から東に伸びる稜線上に今日の目的地「合地山(がっちさん)」

大無間山や風イラズといった山々も見えます。

中ノ尾根山へと続く笹原より

ドームを振り返って

光岳と池口岳

光岳の前には、双耳峰の池口岳からダルマ崩れ、千頭山と連なる稜線。

中ノ尾根の山頂へは寄らず、巻いて尾根に乗る。

その後、合地山へと続く尾根へが解りづらい。

歩きやすく見えますが、 ここは少し落ち着いた所

倒木で足場が悪く苦戦しました。

P2104より望む合地山PⅠ

P2104からは腰・胸丈の笹原となります

ここから南東に方向転換、ほぼ同じ高さの合地山のPⅠが見えます。

ここから鞍部に向けて笹を漕ぎながら約160m下る

中ノ尾根が遥か上の方に見えます。

P1940の最低鞍部からシラビソの灌木が行く手を阻む

PⅠまでの登りは足場の悪い急登です。

シラビソの生い茂る広い山頂の合地山PⅠ、周辺にはイワカガミが咲き乱れて

いかにも秘峰な雰囲気が漂います。

山標は探したけど無さそう、ザックをデポして次のピークへ

合地山 最高峰のPⅡ (2149m)

合地山PⅡからはかつての光岳の登山口、

柴沢へと下る下降点がある。

合地山に咲くイワカガミ

ルートはこんな感じ

一応薄い踏み跡とたまにピンテはあります。

合地山PⅢ

合地山Ⅲ峰より望むPⅡ

合地山PⅣ (2104.88m)

中ノ尾根山にもあった名刺入れがあります。

朽ちた山標もいい感じです。

三等三角点(合地山)

合地Ⅳ峰より望むPⅢ PⅡ

PⅣと諸沢山方面

合地山PⅢへの急登より、

下りでは特に垂直気味に下降するので要注意

中ノ尾根から歩いて来た尾根

P2104から直角に折れ曲がっているのがわかる。

中ノ尾根への登りより望む合地山

ここから見ると近く見えるが距離以上に遠かったです。

合地山全景 特徴的な4のピーク

信濃俣の後ろに

大根沢山や大無間山〜風イラズが見えます。

光岳 信濃俣、手前は先ほど歩いた合地山へと至る尾根

山頂付近より南側の展望

房小山〜バラ谷の頭〜黒法師岳〜丸盆岳〜鎌崩岳〜不動岳

中ノ尾根山(2296.94m)

二等三角点(中ノ尾根山)

ドームから鶏冠山の南北峰〜池口岳の南北峰

背後に赤石岳や聖岳

光岳 信濃俣、手前は池口岳から千頭山に至る稜線

ドームへと続く道

笹原とガレ場で展望が良く気持ちが良い稜線歩き。

白倉尾根

見納めの中ノ尾根山と合地山

ここから長い白倉尾根を戻ります。

白倉山より

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