赤松山(259m) 西山(303m) 丸山(334m) 観音山(578m)・引佐湖駐車場より




赤松山(259m) 西山(303m) 丸山(334m) 観音山(578m)・引佐湖駐車場より

滝沢展望台より

静岡県浜松市北区引佐町にある都田川ダムのダム湖「いなさ湖」より

周辺の里山4座「赤松山・西山・丸山・観音山」を周回してきました。

赤松山(あかまつやま)

標高 259m 登山日 2023年11月12日
いなさ湖西 赤松山展望台
所在地  静岡県浜松市北区引佐町川名

西山(にしやま)

標高 303m 登山日 2023年11月12日
観音山少年自然の家 エリア内の山
所在地  静岡県浜松市北区引佐町東久留女木観音山

丸山(まるやま)

標高 334m 登山日 2023年11月12日
観音山少年自然の家 エリア内の山
所在地  静岡県浜松市北区引佐町東久留女木観音山

観音山(かんのんやま)

標高 578/m 登山日 2023年11月12日
中腹に観音山少年自然の家
所在地  静岡県浜松市北区引佐町東久留女木観音山

難易度 ★     オススメ  登山口(ナビ検索) 引佐湖畔無料駐車場
引佐湖畔無料駐車場(08:45)→滝沢展望台(10:11)→御嶽(10:22)→観音山(12:35)→引佐湖畔無料駐車場(14:11) 所要時間 5時間26分 累積標高 1461m / 1461m 距離 22.8km
■静岡県立観音山少年自然の家は、静岡県教育委員会が運営する学習施設。県西部地区(中部教育事務所管轄の掛川・小笠地区を含む)の小学校の多くで林間学校に利用されるため、単に「観音山」と言う場合、当施設を利用した林間学校のことを指す場合も多い。
■観音山少年自然の家は、県西部浜松市にある自然体験・野外活動を通して生きる力をはぐくむことを目的とした社会教育施設です。小中学校の自然教室をはじめ、幼稚園、保育園、少年団サークル、子ども会、企業研修など多くの方が広大な活動エリアの中で、自然に親しみながら活動に取り組んでいます。さらに、本所が企画・主催する小中学生、家族を対象とした事業では、ハイキングや沢登りなどを楽しむことができます。

遠州(えんしゅう)地方とは旧令制国の遠江国(とうとおみ)一般的には、大井川から西側の範囲湖西市・浜松市・磐田市・袋井市・森町・掛川市・菊川市・御前崎一部(牧之原市・島田市・川根本町)のことを言います。 遠州灘から浜名湖、南アルプス・深南部まで、バリエーションに富んだ山々が多く魅力に満ちた山域です。

いなさ湖の西にある「いなさ湖駐車場」より

駐車場や路肩に20台以上停めることのできるスペースとトイレも完備。

周辺は遊歩道として整備されており、親水遊水階段や水上デッキなどもあります。

今日は駐車場から「いなさ湖」越しに風力発電の風車が見える尾根を周回し、

さらに観音山方面まで歩きたいと思います。

いなさ湖

いなさ湖

住所   静岡県浜松市北区引佐町川名・東久留女木

ロックフィル式の防災ダムとして建設された都田川ダム。ダム湖であるいなさ湖は、湖岸は親水公園として整備され、桜・花桃・紅葉・つつじなどが植栽されていて、野鳥や魚が豊富に暮らしています。

森と湖の自然を四季折々に満喫できます。

三等三角点(川名)285.58m

先ずは、いなさ湖の西に聳える「霧山(430m)」の東尾根上にあるピーク

「赤松山(259m)」を目指します。

その少し南には「三角点(川名)285.58m」があります。

赤松山(259m)

赤松山の山頂には古い「赤松山展望台」の看板がありますが、

周辺には草が生い茂って展望はありません。

ここから尾根伝いに、静岡県道68号「浜北三ケ日線」へ、川名集落まで下ります。

川名集落からは「滝沢展望台」への古い登山道 (途中道は無くなっています) を使い尾根へ。

「滝沢展望台」は三岳山から連なる尾根上にあります。

滝沢展望台より

滝沢展望台からは、南東方面に展望が開け、眼下には新東名高速道路、

アクトタワーや浜松市街、奥には天竜川と磐田原台地から小笠山まで望むことが出来ます。

複数台停めることのできる駐車場の他、東屋やトイレもあります。

夜景スポットとしても人気の場所です。

浜松風力発電所 立須から滝沢山まで尾根上に10基の風車が並びます。新東名を走っていると目立ちますよね。浜松風力発電所

立須から滝沢山まで尾根上に「浜松風力発電所」の風車が10基並びます。

特に新東名高速道路の浜松サービスエリアからは、山並みと風車群をよく望む事ができます。

今日は寄りませんでしたが、「浜松風力発電所」の風車の9号機の真横付近、

分断された尾根の最高地点が「滝沢山(394m)」です。

滝沢山(394.54m) 三等三角点(津ノ字峠) 現在は中ノ尾根山ですが、旧浜松市ではここが最高地点でした。 前回訪れた時の写真です https://yamap.com/activities/1470465滝沢山(394.54m) 三等三角点(津ノ字峠)

旧浜松市ではこの地が最高地点でした。

( 前回訪れた時の写真です)

10号機から尾根を下る予定でいましたが、 作業中のため引き返し林道から下ります。

ここから「都田川ダム」まで下り、 静岡県道299号「渋川都田停車場線」へ、

おしどり橋駐車場」近くの観音山登山口から再び山中へ

都田川ダムより

都田川ダムは1986年(昭和61)に完成した、

県内に5基しかないロックフィル型式のダムのひとつです。

(ダムの高さは55m、ダム本体の長さは170mです。)

ダム湖は昭和59年10月、取貯水開始に伴い、町名を取って「いなさ湖」と命名されました。

西山(303m)

県道沿いの観音山登山口からしばらく登ると、途中のピーク「西山(303m)」

山頂には手作りの山標がぶら下がっています。

観音山の南側一帯には、トレッキングルートが縦横無尽に張り巡らされています。

分岐が多すぎて道迷いしそうです。

観音山マップ

観音山少年自然の家で入山手続きをすると「観音山マップ」を貸していただけるそうです。

画像は山頂付近のみですが、これだけでも沢山のルートがあるのがわかります。

丸山(334m)

さらに「丸山(334m)」へ、西山と同じデザインの山標がありました。

この辺りも観音山のウォークラリーコースのようで、随所にルートを示す番号があります。

丸山の少し先で観音山林道に合流します。

途中の「エコパ・アクト展望ポイント」より

間の沢山彦広場

林道を歩き進めると「間の沢山彦広場」へ、

この先が林道の終点で、ここからは山頂に向けて急な南尾根を登ります。

観音山(578m)

清水寺観音堂

山頂から西へ行った所にあるP545には

観音山の名の由来となった「清水寺観音堂」と「悉平太郎を祀る社」があります。

ここから再び観音山林道まで下り、 県道299号から都田ダムまで戻ります。

清水寺観音堂

清水寺(せいすいじ)観音堂といわれています。
観音山はこの辺りでは最も標高の高い山(五七八メートル)であり、
南設楽と遠州に通ずる交通の要所として、また霊山として山岳信仰上、
領主近藤家より厚い庇護を受けていました。
この観音堂は執金坊(しっきんぼう)という山伏がお堂を開いたと伝えられていますが、江戸時代には引佐三十三霊場の一つとして、この辺りの人々が盛んにお参りをしていました。
昭和三十五年までは、管理人が住んでいる寺でしたが、
その後無人になると荒れてしまい、平成十年に取り壊されました。
現在はその跡地に清水寺と観音堂が分けて建てられています。
東側が清水寺、西側が観音堂です。

都田川ダムより望む、三岳山からの尾根

今日は浜松風力発電所の7基〜10基までの区間を歩きました。

観音山(中央)と西山(右)

いなさ湖の西側からは、

手前に西山、奥に観音山と観音堂があるP545が並んで見えます。

午後になり、いなさ湖では船を浮かべ釣りを楽しむ人が増えていました。

この後「いなさ湖駐車場」まで戻り終了しました。

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